SEOのためのライティング教本の決定版を買って読む
セコくて恐縮ですが税抜き2000円なので、買おうかどうかしばらく迷っていました。
アマゾンカスタマーレビューのあまりの高評価が返って二の足を踏ませていたのも事実。

買って正解。
成果が上がる文章の書き方が惜しみなく解説されています。
黙って買えということでした。
構成の妙
本書は、ある旅館を助けるストーリーが漫画仕立てで展開されています。
それらの要点が「ヴェロニカ先生の特別講義」として各章の最後にまとめられています。
おそらく、この「特別講義」だけで通常は一冊の本となるはずです。
物語の内容や登場人物のキャラについて注文をつけるレビューもありますが、わたしはストリートファイター世代なのですんなり入ってきました。
この漫画の部分がないと、本書の良さは半減されると思われます。
なので、やはりこの構成はグッドです。
考えさせられました
わかっているつもりでも、実践が不徹底がちなポイントがいくつも書かれています。
そのなかで、特にあらためて考えさせられたいくつかをご紹介します。
文章を読んでもらうためには「共感を誘発する」ことと、「見やすい・読みやすい」ことが大事。
ともすれば独りよがりの論理進行や表現を多発しまいがちなので、耳が痛いです。
共感してもらう文章を書くレベルには程遠い現状。
なにをもって読みやすい、見やすいのかを試行錯誤していかねばなりません。
相手を説得するのではなく、「納得」させるイメージで文章を組み立てる。
説得と納得の違いは要するに読み手への愛があるかどうかだと思います。
リンク獲得のためには、ソーシャルメディアでシェアされやすいコンテンツを考えることも大切。
今後の課題です。
いまいちイメージできていない現状。
検索エンジン経由でコンテンツを見にくる人の多くは、文章を読みたいわけでなく、「情報」を知りたいだけ。

沈黙しました。
できれば文章を読んでほしいという助平心は成仏できないのか?
バランスの取れた文章構築のための勉強の道は続く・・・

わたしは発展途上。

