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衣食住は英語でなんと表現すればいいのだろうか?

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「衣食住」を英語で言い換えるとどのような表現になるんだろうか?と、検索したあなたは「納得のいく答え」にたどり着いたでしょうか?

パドー

衣食住は英語でなんて言うのでしょうか?

パドー

疑問に思ったことはないですか?

気になったので、検索してみました。

一般的な英語表現は次のとおりです。

・food,clothing and shelter
もしくは、
・food,clothing and housing

パドー

ザ・直訳ですね。

もちろん、これはこれで疑問解消なんですが、どうもピンときません。

衣食住という言葉は「着るもの」「食べるもの」「住まい」を指しています。

でもそればかりではなく、

「着ること」「食べること」「住むこと」という「動詞的な意味」、言い換えると「行為の意味」のほうが重要だと思うのです。

なので、しっくりくると思われる意訳を考えてみることにしました。

パドー

以下の5つの意訳となります。

5つの意訳をご紹介します

次の5つになります。

  1. daily necessities(生活必需品)
  2. essential things(不可欠なもの)
  3. life base(生活基盤)
  4. living(暮らし)
  5. life(ライフ・人生)

意味が大きくハズレない程度の意訳を目指しました。

訳にあたっては「衣食住とは何を指すのか」を重視しています。

パドー

衣食住とはわたしたちの生活に必要不可欠なものです。

「生活に必要不可欠なもの」を出発点として、いろいろな表現を考えました。

パドー

その結果が、先にあげた5つの意訳となったのです。

意訳とは、原文の語句にこだわらず、全体の意味に重点を置いて訳すことです。特に文学作品は訳者によってテイストがまるっきり違ってきます。思いつく例としてはハードボイルドの巨匠チャンドラーの作品があげられます。清水俊二と村上春樹では全く別人のフィリップ・マーロウが作り出されています。訳が違うだけでこれほど印象が異なるのかと驚くばかりです。不思議なものですね。わたしはどちらも大好きですが。

daily necessities(生活必需品)

「生活に必要不可欠であるのだから」をもっとも端的に表現した訳となります。

可もなく不可もなくという印象が拭えない訳といえば訳となるでしょうか。

essential things(不可欠なもの)

「生活必需品」と似た訳となります。

ただ、こちらのほうが意味合い的に抽象度が高いです。

高い分だけ、生活に関するという点がぼやけてしまいます。

「不可欠なもの」と示されて、直ぐに「衣食住」に結びつかないのが難点です。

life base(生活基盤)

少々固苦しいイメージの訳となります。

生活全般を支えるものという本来の意味は十分に表現されていると思います。

衣食住への連想もスムーズでしょう。

ただ、生活基盤という言葉から経済的側面をイメージする人も多いです。

なぜなら、お金や仕事が衣食住よりも先にきてしまうからだと思います。

living(暮らし)

意訳らしい意訳です。

衣食住とは毎日の暮らしそのもの、もしくは暮らしを構成する重要な要素です。

ゆえに、響く人にはストンと響く訳だと思います。

life(ライフ・人生)

思い切った意訳となります。

衣食住だけが人生ではないと言われてしまうと返す言葉が見つかりません。

でも想像してみてください。

パドー

それは、現代社会に生きているあなただから言い切れるのではないでしょうか?

「着るもの・食べるもの・住むところ」が最重要であった時代は過去にいくらでもありました。

「生きること」はそのまま「生き延びること」であった時代をわれわれの祖先は長い間過ごしてきたはずです。

このような観点から見ると、それほど思い切った意訳ではないのかもしれません。

違う国の言葉に置き直すことで、言葉の持つ本来の意味をあらためて考える良い機会となりました

衣食住は人が生活するのに必要不可欠なものです。

必要不可欠であると同時に、土台であり、基盤であるのでしょう。

パドー

ただの「グッズ」ではなく、ある意味「ライフライン」であるに違いありません。

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✒︎ writer (書き手)

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー レビューブロガー

本サイト「シンキング・パドー」の管理人、人事屋パドーです。
非常に感銘を受けた・印象鮮烈・これは敵わないという作品製品についてのコメントが大半となります。感覚や感情を可能な限り分析・説明的に文字に変換することを目指しています。
書くという行為それ自体が私にとっての「考える」であり、その過程において新たな「発見」があればいいなと毎度願っております。

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