ようやく辿り着いたワンアンドオンリーな一足
甲高の幅広のためか、歩き心地の良いシューズに巡り合うことができず、散々に色々なものを試してきました。
ビジネスシューズは、幸運にもリーガルウォーカーに出会えたおかげで、大変な満足を得ていますが、オフの際の靴はどうも決定打にかけるために、良き出会いがなかったのです・・
普段は、大昔に買ったアディダスを履いているのですが、これはもはや廃版であり、しかもベージュであるために限定的な使用を余儀なくされる始末でした。
汎用性の高いBLACKカラーを探していた結果、巡り合ってしまったのです。
OAOの『SUNLIGHT』
OAO(オーエーオー)は、アートとの融合をコンセプトとする日本のシューズブランドです。そのデザインは、アート・建築・音楽・写真など、様々なカルチャーから広く着想を得ており、アバンギャルドに傾きすぎず、普段使いのハードルが低い絶妙感が魅力のブランドとなります。
MOVE THE SOUL
全ての人は自分の人生のクリエイターである。私たちのミッションは、現代を生きる人々に身体と精神の双方から素晴らしい体験を提供し、個人の唯一無二(One And Only)のウェルビーイングを実現し、創造性を高めることです。
人間らしい体験を。
OAOは東京・京都を拠点に、卓越した快適性と洗練された美しさを追求しています。製品を通じて感覚や心に訴えかけるような感動的な体験をもたらし、我々が心身ともに人間らしく、豊かに生きられるように都市生活を支えます。
以下紹介となります。ご参考になれば幸いです。
SUNLIGHTとは
Ubiquitous sun.
彫刻家・イサム・ノグチ氏の照明作品「AKARI」をテーマとしたコレクション。全体に配置された複数のステッチのラインと柔らかなキャンバスの質感は、しなやかな竹ひごの曲線や和紙の温かみと呼応するようにデザインされています。感動的な柔らかさの最新ソールが搭載された、遊び心と心地よさを感じさせるコレクション。
表面のステッチが創り出す曲線美がなんとも特徴的なコレクションです。
黒一色もそれはそれでクールなのですが、白いステッチが入ることでコーデのバランスが非常に良くなります。
厚さ約5.8cmのVibram®︎社の最新ソールを採用し、高反発ウレタンインソールとコルク製中底を組み合わせることで過去最高の柔らかな履き心地を実現。
環境に配慮されたエシカルなフェイクレザーを使用。
私は普段26.5を履いているのですが、企業サイトのオンライン診断(非常に簡便なもの)を行った結果、甲高幅広なので27を推薦されました。
コメント欄は非常にたくさんの方のコメントで溢れており、全て読みましたが、ジャストサイズであるとか、大きいとか小さいとか、決め手に欠けました。
窮屈であるよりも、少しぐらい大きくても靴下等で調整可能と割り切り、オンライン診断の判断に従い、27をチョイスしました。
正解でした。
ホールド感が絶妙で、妙な締め付けや頼りなさは皆無。高い靴は違うわという素朴な感想です。
ソールが半端ない
ソールのクッション性はかのVibram社仕様ですから評判通りです。
SOFT HOVER FEEL
その魅力は、厚さ約5.8cmのEVAソールが実現する比類なき柔らかさ。地面を歩く感触は非常に柔らかく、気持ちよく足が沈み込みます。同時に高い反発性能も併せ持ち、まるでバウンドするような独特の浮遊感がもたらされます。
すごいの一言です。
厚みのあるソールは、クッション性と反発性に優れ、柔らかな履き心地や、クッショニングによる足への負担や疲労の軽減などの機能的な魅力をもたらします。
そうしたこだわりのもと、今回OAOで新しく採用されたソールが、アウトドアシーンやメゾンブランドでも多くの実績のあるイタリアのソールメーカー、Vibram社の中でも特に厚さのある最新ソール「PROJECT X」です。
まだ長い距離を歩いていませんが、おそらく全く問題ないことでしょう。
簡単に想像できます。
「PROJECT X」の最大の魅力は、厚さ約5.8cmのソールが生み出す、他にないクッショニングと高い反発力にあります。
Vibram社の製品の中でも特に高いクッション性を誇るミッドソールが、歩行時の衝撃を吸収し反発力に変えることで、バウンドするような感覚に近い独特な浮遊感を実現しています。またOAOでは、このソールに加え、高反発ウレタンインソールと、天然コルク製の中底を組み合わせることで、さらに柔らかく浮遊するような感覚が出来上がりました。
それに加え、幅が広く前後左右に反り上がったアウトソールと、土踏まずを支えるTPUパーツを組み合わせた特殊な設計により、厚底とは思えないほどの高い安定性をもたらし、長時間立っていても疲れづらい快適さを実現しています。
都市のコンクリートの硬さや、1日の移動の疲れを忘れさせてくれるような、柔らかな履き心地は、日常に心地の良い安心感をもたらしてくれます。
身長が盛れるという副次的効果もあるようですが、嫌味に聞こえるかもしれませんが私の場合(180cm以上)は特にメリットを感じません。
全体感
価格は税込31,900円、送料別900円(佐川急便でした)となります。
注文後、在庫があったので2日後に到着。
カラーは2色展開のブラックとホワイト。
迷いましたが、初志貫徹で黒色。
ゴツゴツしたボリュームオーバーなイメージを持たれるかもしれませんが、全くのコンパクトな印象です。
しかも、皆さんのコメントの通り、とにかく軽量。
どうなってんねんのレベルです。
惚れ惚れするフォルム!
耐久性はこれからの検証ですが、長く長く愛用したいと思わせるまさにザ・作品(プロダクト)です。
イサム・ノグチと光の彫刻「AKARI」
日本人を父に、米国人を母に持つイサム・ノグチは、幼少期を日本で過ごし、20代にはアメリカとフランスを中心に彫刻家として活動しました。彫刻家・コンスタンティン・ブランクーシの元で彫刻を学んだノグチは、石・金属・木などの素材を活かした数々の彫刻作品をはじめ、大地の彫刻ともいえる公園や庭のランドスケープ・デザインを発表するなど、その豊かな感性と表現のスケールによって、20世紀を代表する彫刻家のひとりとして知られています。