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スッキリわかった!衣食住の衣はなぜ最初にくるのか?

投稿日:2017-06-28 更新日:

衣食住という言葉において衣が先頭に位置するのには理由があります

「衣」を衣服と限定するのではなく、「まとう」という意味まで広げてみると何かが見えてきます。言葉の意味を掘り下げれば異なる側面が現れます。キーワードは自己と外部。衣食住とは「自己の成長段階」を表現する言葉なのです?!

社会性が共通項であった衣食住ということば

「社会性」をキーワードに以前に衣食住についてエントリーしたことがあります。

その際に次のように解釈しました。

  1. 衣とは、社会への参加
  2. 食とは、社会での認知
  3. 住とは、社会的地位の確立

人はひとりでは生きてはいけません。

生き延びるために共同体を組織します。

生きるためには共同体に参加しなければなりません。

つまり、社会性の獲得が要請されるのです。

  1. 衣とは、社会性獲得への第一歩として必要不可欠なものです。
  2. 食とは、栄養の補給を別にすると社会性を増すために重要な行為です。
  3. 住とは、社会での居場所の確立や顕示において重大な指標です。

ここまでが以前に書いたエントリーの要旨です。

気になるね、神様の衣食住

あらためて思った、なぜ衣が最初に来るのか?

衣食住について書こうと思った動機は、この3つの言葉のうち「衣」だけがなんだかバランスを欠いているように見えたからです。

そのことは「社会性」を軸にして自分なりの結論は出ました。

一方で、なぜ衣が最初に来るのかも不思議といえば不思議でした。

最初にくる言葉は重要であると一般的には考えられています。

私もそう思います。

もしかしたら、単なる語呂合わせや語調の良さから衣(い)からスタートするのかと頭をよぎりもしました。

でも、先頭語であるだけの理由があるはずだと思いなおしたのです。

重要だから先頭なのではなく、始点だから先頭にあるのだろうと。

衣食住のスタイルは人それぞれだから

衣食住の本来的な意味とは?

衣食住とは生活の基盤を意味します。

言いかえれば、人が生きるうえで必要な基本的な要件を意味します。

必要な基本的な要件を単に生命を維持するためのものと矮小化せずに、もう少しばかり想像を広げてみましょう。

探偵
日差しや他人の視線を、空腹を、雨風を、しのいだりするだけではなく

ひとが生きるとは「個」として生きるということです。

「個」とは他人とは違った「単独性」にほかなりません。

「あなた」でもなく「他の誰」でもなく「わたし」のことです。

「わたし」とは唯一無二である「自己」です。

人が生きるうえで、

「必要な基本的な要件」とは「自己の確立」と読み替えられます。

メモ
ここでは自己の定義については問いません。自分、自意識、自我との関連において自己を語ることは本ブログの能力を超えているからです。

自己の確立の3段階

自己は自らの確立に向かって3つの段階を経ます。

  1. 衣=まとうという段階
  2. 食=維持・成長する段階
  3. 住=確立する段階

以下に見ていきます。

衣とはー まとうという段階

世界の構成を単純化して以下お話します。

世界は自己と外部から構成されていると仮定しましょう。

生まれたばかりの生身の自己は外部と遭遇(接触)します。

この遭遇は生まれたばかりの脆弱な自己にとって大変厳しいものです。

したがって、自己は「まとう」のです。

裸を嫌がり「何か」をまとおうとします。

  • 社会的な作法
  • クッションとしての仮面
  • 演じるためのキャラクター

様々なものをまといます。

生活の場面においては「衣服」を身にまとうこととなるでしょう。

食とはー 維持・成長する段階

次に外部との直接の接触を回避しながら、自己は拡大・増強しようと成長を試みます。

この維持・成長するというプロセスが食という言葉に象徴的に表現されます。

内に取り込み、肥やすのです。

生活の場面においては「食物摂取」や「社交としての食事」として理解されます。

住とはー 確立する段階

最後に、成長を続けたのちに確立の段階へと向かいます。

外部におけるポジションや「他の自己」とのスタンスを固定化しながら、安定へと向かうのです。

堅牢な構築を試みていくのです。

とは言え、「自己」は絶えず生成する状態にあります。

が、ここまでくると極端な変容を強いられることはほぼありません。

生活の場面においては「社会的地位の象徴」や「安息場所の具現化」としての「住い」となります。

どの国や地域、場所に落ち着くのか、どのような「棲家」を選ぶのだろうか。

そのどれもが欠くことのできない衣食住は実はその発展の段階をも同時に体現していたと言い得ます。

人が生きるうえで必要不可欠な要件こそが自己の確立に違いありません。

先頭語としての衣

以上が衣食住という言葉において衣が先頭に位置する理由です。

衣食住という言葉は多層的な解釈を可能にする豊かさにあふれています。

暮らしこそが道楽であり、贅沢。いい考え方。

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