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「機龍警察シリーズ」月村了衛が描く新しい警察官僚小説の世界

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機龍警察まだ読んでないの??

機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

ハマって久しい。足抜けできません。

新作はいつなんだ

待ち遠しすぎて狂しい。




月村了衛氏の素晴らしい世界

機龍警察 火宅

機龍警察は、ジャンルとしては近未来警察小説となる第一級のエンターテイメントノベルです。

シリース化されており、完全版を除くと現在第四作まで刊行されています。それ以外に短編集が一冊あります。

  • 第一作 機龍警察
  • 第二作 機龍警察 自爆条項
  • 第三作 機龍警察 暗黒市場
  • 第四作 機龍警察 未亡旅団
  • 短編集 機龍警察 火宅

追記2018年6月3日

第五作「狼眼殺手」が2017年9月に刊行済みです。

シリーズが進むにつれ、登場人物の過去が詳細に描かれていきますが、初期設定の壮大な構想力に圧倒されるばかりです。

そして、近未来警察小説とは言い切れない複合的な小説空間がそこには構築されています。

  • 警察小説。
  • 官僚小説。
  • ノワール小説。
  • ミリタリー小説。
  • ロボットSF小説。

これらに加え、愛憎劇が繰り広げられ、日本人にあまり馴染みのない世界のダークサイドがテーマとして織り交ぜられていきます。

また、人間関係における浪花節とクールビューティーのブレンド加減が絶妙です。

面白くないわけがありません。

機龍警察」と「機龍警察 自爆条項」は完全版があります。ファンなので、どちらも完全版を買い求め読み直しました。内容には初版と完全版に大きな違いはないと私には思えました。表現の変更や書き足しなど作者のこだわりであるのかなと。




魅力的な登場人物たち

機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)

多くの魅力的な登場人物が描かれていますが、主要というとこの4名です。

特捜部を率いる特捜部長の沖津旬一郎。

外務省から警視庁に出向中の異色官僚。ダンディズムの塊です。

龍機兵(ドラグーン)と呼ばれる対戦型ロボットに搭乗する契約警察官3名。

  • 日本人の傭兵、姿俊之
  • ロシア人の元刑事、ユーリ・オズノフ
  • アイルランド人のテロリスト、ライザ・ラードナー

なぜ彼らが雇われ警察官として操縦しなければならないのかが、読み進むうちに明らかになります。

それにしても、この四人は本当に魅力的人物たちです。

特に沖津部長はキレキレに切れる頭脳の持ち主。

そして、姿。かっこよすぎます。

実写化した場合に姿は誰がいいのか?日本の俳優、海外の俳優含め、ピンとくる人が思いつきません。イメージとしては攻殻機動隊のバトーですかね。

作品紹介

堪能していただきたいので、ごくごく簡単にしか触れません。

あしからずです。

機龍警察

念すべき第一作。

オープニングより緊張感高まりまくりです。

完全版のほうが丁寧に書き込まれています。

機龍警察 自爆条項

テロ組織による日本国内での英国要人暗殺計画阻止をめぐる死闘。

ライザ・ラードナーの過去もからみながら重層的展開が図られます。

完全版はこの年末年始のためにとっておきました。

とても楽しみ。

機龍警察 暗黒市場

ユーリ・オズノフの過去をメインにブラックマーケットの壊滅作戦が描かれます。

ロシア警察の世界がいきいきと描かれています。

機龍警察 未亡旅団

女性だけのテロリスト集団との戦い。

これが一番好きという人が多い作品です。

機龍警察 火宅

脇役に焦点を合わせた短編集です。

どの作品も完成度は高いです。

待ち遠しいという気持ちでいっぱい

ライザ・ラードナー、ユーリ・オズノフの過去ときて、「姿俊之」の過去にリーチがかかっています。

次回作は姿を前面に出してお願いしたいところ、切望してます。

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