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「新・独学術」知的パフォーマンスを最大化する合理的方法とは

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すべての学習は独学であると言い切る外資系コンサルタントのすご本

本書は一段上を目指すビジネスパーソンに向けられて書かれた「独学のすすめおよび独学の方法」を解説した書籍です。

帯に佐藤優氏の写真が載っているので、間違えてしまいそうですが、違います。

著者は三菱商事にて勤務後、シカゴ大学でMBAを取得。

その後マッキンゼーにおいて勤務した後、現在、外資系投資会社で活躍する絵に描いたようなエリートなのです。

本書では堅実に実直に独学のすすめを極めて平易な口調で語られています。




賢さとは

コンサル会社出身の人材がどうして様々な業界でパフォーマンスを発揮できるのか?

その問いに対して著者は次のように答えます。

その秘密は「賢さ」です。

賢さとは、「知識量」と「論理力」からなります。

この賢さを身につけるために著者は「大学受験の教材」を効率よく利用・活用することを推奨します。

この点は売れっ子の佐藤優氏と極めて親しい考え方です。




限界を抱える知識と論理力

武器としての知識と論理力は万能薬でも特効薬でもありません。

著者は知識と論理力には限界があると言い切ります。

間違ってはならないのは、限界はネガティブに捉えてはならないということです。

「限界を認識すること」と「限界に達すること」は全く違います。

一刻も早く限界に達するために日々力を蓄え、牙を磨くのです。

ビジネスは「ものを考え行動すること」の連続です。

ものを考えるためには「ものを考える土台」と「ものを考えるための道具」が不可欠です。

  • ものを考える土台とは知識です。
  • ものを考えるための道具とは論理力です。

ゆえに、賢さを身につけるために独学が頼りとなります。

カール・ポパーは言う

開かれた社会とその敵 第1部 プラトンの呪文

本書の扉には哲学者カール・ポパーの名言が記されています。

真の無知とは、知識の欠如ではない。学習の拒絶である。

カール・ポパーはオーストリア出身の20世紀の哲学者。反証可能性に基づく科学的方法を提唱した。主著は「開かれた社会とその敵」「科学的な発見の論理」。

パドーのアイコン画像パドー

沁みます。

少なくとも我が国では学習を拒絶される機会は日常茶飯事ではありません。

学習の拒絶は常に自らの弱い心から生まれます。

胸に刻み、爪を研ぎ、独学を進めていきたい。

そう思わせる良書なのです。

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