最後の最後まで足掻いた者に栄冠は輝く
受験本番をこれから迎えるあなたは試験当日の休憩時間をどのように過ごそうと計画していますか。
昼休憩は言うに及ばず、大抵の休憩時間は40から60分を超える長さで設定されています。
結構、まとまった時間です。
その間に、軽食を口に入れたり、トイレを済ますことも大事です。
コロナ禍の現在、おしゃべりは基本的に厳禁です。
気分転換を優先する場合は、極端な天候の悪さでない限り、屋外で散歩する人もいるでしょう。
なかには、突っ伏して短い昼寝を決め込む学生もいるかも。
おそらく多くの受験生は、参考者やノートと睨めっこしているはずです。
あなたが、マメな人間であり、コツコツと自分の間違えやすい項目を整理した手作りのチェック表を作成しているのならば、もちろん制限時間一杯までそのチェック表(ノート)を活用してください。
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もしそうでないのなら、あなたは「最後の友」として何を持参しているのでしょうか?
決めかねているのならば、以下にご提案しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
馬鹿にできない時間
小一時間というのは、案外に多くのことができます。
トイレも済ましているのならば、基礎的事項のチェックに費やすのが一番効率がいいです。
そこでオススメなのが、一問一答形式の参考書(問題集)となります。
チョイスにあたっては次の項目を念頭において選びましょう。
- 網羅的である
- 比較的価格が安い
- コンパクトサイズ
- 受験界において名の知れた出版社である
この4点をクリアするのが、以下にご紹介する参考書(問題集)となります。
東進ブックス一問一答シリーズなど
共通テストだけではなく、私大や国公立の二次対策としても活用したいので、次のチョイスとなります。
- 日本史B
- 日本史史料
- 世界史B
- 地理B
- 漢字
- 漢文
- 数学ⅠA
- 数学ⅡB
- 化学
- 物理
これだけではカバーできない科目がありますので、次の参考書にて補完しましょう。
ただし、英単語の場合は、あなたの使い慣れた英単語集を優先してください。
できることは限られている
1時間弱の時間のなかでできることは限られています。
しかも、心理状態は極めて不安定です。
とにかく最大の効果を狙いましょう。
最大の効果とは、基礎的事項の確認に他なりません。
試験の最中に、用語や公式を思い出す際にあやふやになってしまうと、パニックとは言わないまでも、とても焦ってしまいます。
そのような状態を避けるために、ひたすらに一問一答を繰り返したり、用語集に目を通すのです。
できれば、日頃から使いこなし、自信のない箇所のチェックが済んでいることが望ましいです。
それだけをひたすら繰り返すことが理想でしょう。
幸運の女神が微笑む
休憩時間にたまたま見た所が本番で出題されたという嘘のような・作り話のような体験記を読んだことはないでしょうか。
極めて幸運でレアケースであると言えば、多分そうなのでしょう。
しかしながら、最後の最後まで諦めずに、努力した人間に女神は微笑むに違いありません。
あなたも、最後まで足掻いてみませんか。
きっと良い結果が待っているはずです。