難関大学合格に必須の最新テーマ20で合格を勝ち取れ!!
受験界のカリスマ、関正生氏の渾身の1冊が今年も出ました。
昨年、発売され、一定の評価を得たため、おそらく今後はシリーズ化し、毎年刊行されることでしょう。
難関大を受験する受験生は、押さえておいて損はありません。
本書の特徴
最新テーマが入試英語に採用されるトレンドは難関大においては顕著です。
例えば、慶應大の環境情報学部では、2020年の入試問題の全てで2019年内に発表された英文が使用されています。
最新ニュースを取りあげたり、英文を英字新聞から引用することが超難関大ほど増えてきています。
しかしながら、受験生にとって、使い勝手がいいテキストは本書を除き、ほとんど見当たりません。
難関大入試出題必至の最新時事ニュース20本が厳選されています。
登場する英文は、全てニュース専門チャンネルCNNで実際に放送されたニュースリポートからの抜粋となります。
大学受験に対応するように、編集・解説が施されています。
各時事問題の概要だけでなく、なぜ重要なのか、何を議論すべきなのかもしっかり解説。
ダウンロード形式の3種類の「音声付録」付きです。
- ゆっくりの音声
- ナチュラルな音声
- ボキャブラリーの単語と意味を読み上げた音声
また、厳選された520語のボキャブラリーが掲載されています。
世界中の報道の前線で使用されている「旬な英単語」です。
最新の英単語がテーマごとにリスト化されているので、反復学習には最適でしょう。
長文読解、英作文、リスニング、スピーキング対策がこれ1冊でOK!
本書の構成
2段界の構成になっています。
- 基礎編15本(50から90語)
- 強化編5本(400から550語)
基礎編
- プラスチック汚染
- ロボットと仕事
- 偉人
- SNS
- トランスジェンダー
- スーパーアース
- AI
- スーパーバグ
- 女性リーダー
- 大気汚染
- 英国のEU離脱
- 海面上昇
- フェイクニュース
- 同性婚
- 中絶
強化編
- 医療大麻
- オンライン授業
- コロナ禍のリーダー
- 自動運転技術
- スマートフォン
CNNという世界レベルの教材を使って大学受験を突破するというコンセプトが明確に打ち出されています。
本書はテーマ別の単語集としても役立ちますが、その他の有名な単語集に「リングメタリカ」があります。こちらは時事に寄っておらず、普遍的なテーマを取り扱っている単語集です。可能であれば、どちらにも目を通しておくことをオススメします。
効果的な使い方は3通り
著者はレベルや目的に応じて、次の3つの使い方を推奨しています。
- スタンダードコース
- 難関大 実力試しコース
- 最難関大 リスニングコース
スタンダードコース
難関大 実力試しコース
最難関大 リスニングコース
解説の「ここがカクシン」は必ず読もう
各テーマごとに、そのテーマの背景知識や重要な文法事項、キーワードの詳細な解説コーナーがあります。
「ここがカクシン」という箇所です。
英文のテーマがいまいち馴染みがない場合は、ここをよく読んでください。
内容理解が促進されるはずです。
非常に丁寧な作りであると思います。
過去問ではなく未来問
本書は、これから出る「未来問」が載っている受験対策書です。
出る確率の高いテーマを押さえておくことは、必ずあなたの合格可能性を高めるはずです。
入試本番で、同テーマが出題された時のことを想像してみてください。
あなたは心の中でガッツポーズを決めていることでしょう。
税抜き1300円で「輝ける未来」に近づけるのなら、コストパフォーマンスは最高です!