パニック状態をとにかく客観視できるかどうかがポイント

試験中に(入試の際に)、見たこともない問題に出くわし、どこからどう手をつけていいのか全く分からなくなって、パニックに陥った経験があなたにはありませんか?

大昔の学生時代に私は幾度となくありました。
頭が真っ白になり、それがそのまま白紙の答案に直結する、思い出してもゾッとする恐怖の体験です。
以下に、そのような未曾有の事態に遭遇した時の対処法について説明します。
誰にでも効く特効薬ではありませんが、試みる価値は大だと考えます。

ぜひ、お試しください。
3つの対象法

対処法は次の3つをご提案します。
- 自分がパニックになっていることを客観視し、心の中でアナウンサーのように実況する
- 深呼吸を10回繰り返す
- とにかく開き直る
自分がパニックになっていることを客観視し、心の中でアナウンサーのように実況する

パニックの渦中から一刻も早く、あなたは離脱する必要があります。
そのために、客観視する立場を取り急ぎ確保しましょう。
冷静に自分の置かれている状況を眺める立場を強引に設定することによって、パニック状態を遠ざけてみるのです。

あなたが男性であれば女子アナ風に、あなたが女性であれば男性のスポーツ実況風に演じてみれば、より効果的でしょう。
深呼吸を10回繰り返す

パニック症状の顕著な肉体的特徴に動悸の早まり、高まりがあります。
動悸を正常に戻すことができるのであれば、自ずと心理的焦燥も緩和されるはずです。
そのために、深呼吸をしましょう。
ゆっくりと息を吸い込み、細く長く息を吐くのです。
これを10セット程度繰り返しましょう。

完全に正常化しないまでも、動悸の早まりは確実に弱くなっているはずです。
とにかく開き直る

難易度が高いですが、ハマればハマります。
ダメなら、不合格。ダメなら、浪人するだけ。ただのそれだけ。
自虐的に吐き捨ててみるのです。
命を取られるわけではないので、大したことないと自分に言い聞かせましょう。
大事なのは、だからもういいやと試験を投げるのではなく、ダメでも爪痕を残してやると意地を発揮することです。

とにかく、明日に繋げましょう。
とりあえず試みてみる

頭が真っ白になって、緊張が解けない状態にあなたは陥ってしまったときに、
以上の方法を思い出して下さい。
思い出せなければ、身も蓋もないですが諦めるしかありません。
もしも、思い出せたのなら、とにかく試みて下さい。

とういうか、試みようとしている時点であなたはもう自分の置かれている状態を客観視できているのだから、たぶん大丈夫!

