自分のデザインがいまいちパッとしないと頭を抱えているあなたへ
メリハリがない
目立ちすぎ
位置が悪い
こんな風に言われたことないですか?
Webデザインは「印象」と「機能」から構成されています。
あなたの悩みはこのいずれかが関係しているはずです。
これからご紹介する2冊は両極端の位置づけといえます。
- ひとつは、アマチュアでも安心
- もうひとつは、デザイナー向けのプロ仕様
あなたがノンデザイナーであっても、
あなたがデザイナーであっても、
いすれの場合でもOK!
写真や図表がオンパレードなんです。
単純に見ているだけでうきうきしてきます。
豊富ないくつものサンプルにより丁寧に解説されています。
デザインで悩んでいるのなら、ぜひ手にとってみてください。
「やってはいけないデザイン」
とにかく初心者にわかりやすく、かみくだいて説明しています。
「ダメな例」と「こうしたほうがいいの例」の2つが並べられているので、
ビフォアアフターによって一目瞭然となります。
素人が陥りやすい、
- 盛りすぎ
- 色多すぎ
- 文が読みにくい
に、これでもかと赤ペンを入れていきます。
デザイン理論や専門用語が全くわからなくても、悩んだ時にパッと開くと「こう直せばOKですよ!」と教えてくれる、駆け込み寺のような本になれば嬉しいです。
著者の平本さんは、
「どのようなデザインが適切か?」に迷ったときの基準はふたつあると述べています。
「らしさ」と「やすさ」
「らしい」とは「らしい配色」や「らしいレイアウト」などの印象のことです。
たとえば、着物を着た女性がハイヒールを履いていたら、
そこに「らしさ」は全くありません。
「やすさ」とは「読みやすい」や「見つけやすい」などの機能のことです。
たとえば、わかりやすくするために矢印を入れるなど、
相手の立場を考えると伝わりやすいデザインとなります。
最初の一歩にはとくに有用な一冊であると思います。
「Webデザイン良質見本帳」
創造力を高める最新良質サイトが415も掲載されています。
目的別に探せてすぐに使えるアイデア集となります。
デザイナー向けとなるので、敷居は少しばかり高いです。
著者の久保田さんは言います。
数多くのサイトに触れてデザインをさまざまな視点から見ていく目を育てていくことがとても重要です。
たくさんの実例を細かく見て学ぶことは、次のアイデアを生み出す糧なのだと著者は述べます。
ページの構成をデザインのパーツにまで分解して解説しているので、
サイトをただ見ているだけでは絶対に気づかない工夫や狙いがよくわかります。
見て、楽しんで、勉強になる
その典型が本書となります。
頼りにしよう
煮詰まったときや自信のないときに、これらをパラパラとめくってみてください。
思いがけない発見と納得があなたを力づけます。
できれば、2冊とも手元に置いておきましょう。