capsuleは無条件でいい
出会ってしまったんです。
L.D.Kからのファンでした。
それ以前は聞いていません。
彼らの曲を聞くと、いつもいつも電気羊をおもいだしてしまいます。
L.D.K
フレンチ感覚いっぱいで軽快なんです。
でも、一抹の不安が常に目の前を離れません。
青空のもとの悲しい曲。
FRUITS CLiPPER
バックミラーに写っては消える愛。
疾走感をあえて抑えるその手練手管。
音が鳴っているときと鳴っていないときの刹那が特に良いです。
Sugarless GiRL
ボーカルの全面開放。
歌詞を聞かすというこのような曲作りのほうがわたしは好きです。
発声が絶妙。
FLASH BACK
傑作中の傑作アルバム。
全編名曲。
すごいの一言。
特にこれは超絶、悶絶のきりきり舞いです。
MORE! MORE! MORE!

これが一番好き
死にゆくものへの祈りが圧倒的な肯定感の中で歌い上げられている。
センチメンタルが最上の形で結晶している。
なんなんだ、この感傷の嵐は。
PLAYER
この自問自答の無限音階は、やがて自他の境界をゆっくりと溶かしていきます。
直裁的な愛が語られているのに、対象は常に不在。
優しい音。優しい曲。
WORLD OF FANTASY
一つの到達点としてのアルバム。
音が限りなく発展的な解消を求め始めてしまったようです。
真夜中に聞きたくなる名曲。
STEREO WORXXX
人の声が音と融合していく、その過程を聞かせることを目的とした美しい曲。
どこにもいない誰かに向かって届けられる曲。
音楽はいつまでも終わらない。
CAPS LOCK
音の変容に多くのファンが戸惑ったアルバム。
わたしはぜんぜんOKでした。
だって、このCONTROLを聞いたから。
これは書けないよな、スゲー。
Wave Runner
複雑骨折した恋愛を表現させるとピカイチ。
ラブソングが成立し難い時代において、そのことに自覚的に恋愛歌を作る出せる才能。
どこまでも稀有。

