ネットで酷評されるアイテムは買うべきではないのだろうか
ユニクロでのコラボ企画、例えば「+J」「UNIQLO U」「JW ANDERSON」などは魅力的なアイテムが多く、あなたも毎回楽しみにしていることでしょう。
特に「+J」はアパレル関係では今年一番の盛り上がりを見せたと言っても過言ではないです。
購入にあたって、お気に入りのファッション系ユーチューバーやインフルエンサーの投稿や動画をあなたも参考にされているはずです。
私は基本的にオンラインでしか買わないので、よく読んだり見たりして、参考にしています。
なかには、複数の人たちが、このアイテムはダメだと揃ってジャッジするアイテムがあります。
プロが言うのだから、ファッションにうるさい人たちの意見だから、真に受ける人もいると思います。
自分の場合も昔はそうでした。
そう、そうでした、です。
現在は、意見は意見として、あくまで参考程度にしています。
なぜなら、彼らのダメ出しの基準がおぼろげながら理解できたからです。
オシャレ星人だからこその価値観
彼ら(彼女ら)は、ファッションに敏感であるからこそ、トレンド(流行)に忠実です。
したがって、
現在、オーバーサイズが流行っているのであれば、そのような着こなしが容易にできたり、トレンドに沿った着こなしのバリエーションを可能にする「作り」を尊重し、推奨します。
特に、
秋冬シーズンの場合は、基本的にアウターについてのジャッジが辛くなりがちです。
また、敏感であるからこそ、貪欲な高級志向を発揮します。
なので、
素材や風合いに異常なこだわりを示します。
整理すると、
- トレンドに忠実
- 素材や風合いに極めて厳格
- アウターに対しては辛口
例えば、UNIQLO Uのハーフコート
これは、2020秋冬のUNIQLOUメンズの「ハーフコート」です。
現在、値下げ中で、5,990円で販売しており、売り出し当時の約半値になっています。
ちょっとネットを検索してみればわかりますが、レビューの大半が厳しい評価を下しています。
なかには、買ってはいけないワースト3に選ぶ意見もあります。
先ほどあげた彼ら(彼女ら)の基準からすれば、
- 肩の落ち感がイマイチ
- ゴワゴワしている
- 着丈が中途半端
などの意見が代表的なものでしょう。
プロの基準から見れば使い勝手の悪いアイテムでも、視点を変えれば掘り出し物に早変わりします。
視点を変える
視点を変えるとは、次の2つがポイントとなります。
- 流行を無視する
- 目的を明確にする
このハーフコートの場合は、
- 流行を無視して、ジャストサイズもしくは、可能であれば少しきつめでも下のサイズで着てみる
- 防水・撥水加工が施され、生地が硬めであるのならば、レインコートと割り切り着用する
実際、上記の考えに基づいて、私は購入し、着用しています。
このデザインとクオリティーで6,000円ならば確実に「買い」です。
普段はLサイズですがMにしました(さすがにSは無理)。
ピッタリ
例えば、「+J」のダウンオーバーサイズリブブルゾン
今回のコレクションのなかで、あちこちで散々に酷評されたうちの代表的アイテムです。
とにかく、オシャレ上級者しか着こなせないという意見のオンパレード。
残念ながら、私は手に入れることができませんでした。
最近、普段Lサイズを着る人がSサイズを購入して解説している動画を視聴しました。
普通に着こなしていて、様になっているのです。
流行のオーバーサイズの着こなしと真逆でしたが、コーディネート的に全く問題なし。
むしろ、カッコイイ。誰か返品しないかなぁ
あくまで参考程度に
ファッションのプロの意見ですから、頭から否定はしません。
むしろ、有益な情報提供をいつも感謝しています。
しかしながら、
彼ら(彼女ら)の意見は絶対ではないはずです。
盲信は禁物です。
彼ら(彼女ら)のこだわりを一旦横に置くのならば、別の価値を見出すことができるでしょう。
- ジャストサイズもしくは、少しきつめでも下のサイズを選ぶ
- 素材に対してやたらと高級感を求めない
少しばかり、柔軟性を持てば、自分にとっての掘り出し物にいくつも出会えるはずです。
セール品はオンラインでは足が早いですが、店舗では普通に置いている場合が多いです。あきらめずに探してみてはいかがでしょうか。