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2020有馬記念 コロナ禍で顕在化したある競馬的事実

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今年最後の大一番を予想してみる

いよいよ明日は国民的行事のひとつである有馬記念が開催されます。

今年の中央競馬は、無観客開催や限定的な開催といった新しい日常に対する対応に終始しました。

競馬が継続的に開催されたことをまずは感謝するとともに、早期の通常開催をいちファンとして心より願っています。

予想の前に、様々な奇跡が起きた今年の競馬について簡単に分析したいと思います。

奇跡を演出したもの

今年は、牡馬牝馬ともに無敗の三冠馬が誕生した奇跡の年でしたが、その要因の一つに是非とも取り上げたいのが、コロナ禍による観客数の制限(無観客)です。

競走馬は非常に繊細な生き物です。

したがって、大歓声の中では、本来の力を出しきれない場合が人間の想像を超えて多くあります。

G1レースであれば、その傾向は顕著です。

本来の実力を遺憾無く発揮できうる環境をコロナ禍は期せずして整えました。

強い馬が実力通りに栄冠を手にできる素地ができ上がっていたのです。

忘れてならないのは、馬だけが走っているわけではない事実です。

馬と同様に騎手にも大きな影響を与えたはずです。

観衆のどよめきがプレッシャーになる場合もあれば、声援を味方につけ、追い風を呼び込むこともあるでしょう。

しかしながら、今回は静謐な環境下で、冷静にプレイができたはずです。

つまり、

人馬ともに、実力通りの結果が出やすい環境が整備されていたのです。

であるならば、最後の大一番である有馬記念も例外ではないでしょう。

今年の傾向を原則として、以下に予想します。

2020有馬記念予想

まずは以前にエントリーしている機械的方法から選びます。

基本的には、当日のオッズを採用なのですが、便宜的に本日ただいま時点のオッズにより組み立てます。

おそらく、

1・2番人気は最後までもつれるかもしれませんが、最数的にはルメール騎手の人気により、フィエールマンが1番人気になると思われます。

11番人気以下の候補は該当馬なしでした。

候補は次の4頭です。

クロノジェネシス・フィエールマン・ラッキーライラック・オーソリティ

1から3番人気+7番人気です。

パドー

折角の有馬記念なので、頭を決めましょう。

  • クロノジェネシスの宝塚記念でのパフォーマンスは圧倒的ですが、中山経験なしが気にかかります。
  • フィエールマンは屋根(騎手)も申し分ないのですが、前走の切れすぎる脚が今の中山で発揮できるのかが引っかかります。
  • オーソリティは未知数の若駒ですが、強豪を押し退け勝ちきるイメージが持てません。
  • ラッキーライラックは初騎乗の福永が心配です。

いずれも一長一短あるので、決め手にかけます。

パドー

なので、違う観点から絞りましょう。

有馬記念はグランプリというぐらいですから、いわゆるオールスター戦です。

ゆえに、実力がなければやはり勝ち切ることはできません。

過去10年の優勝馬の傾向を調べてみました。

2010年を除いて、1着馬はすべて前走1番人気です。

これに当てはまるのは、牝馬限定戦ではありますが、ラッキーライラックただ一頭です。

加えて、中山記念を過去二度も連対しています。

トリッキーなコースへの適用力は高そうです

大阪杯でクロノジェネシスを退けている実績もあります。

というわけで、

結論は、ラッキーライラックとします。

世界にとって、ろくでもない一年でしたから、せめて来年は「ラッキー」で「福(永)」に満ちた年にしたいという願いを込めて。

レース結果

  1. クロノジェネシス
  2. サラキア
  3. フィエールマン
  4. ラッキーライラック
  5. ワールドプレミア
  6. カレンブーケドール

結果、4着でした。

強い馬が力を出し切ったレースであったと思います。

パドー

ただ、2着のサラキアは買えません。

追い込み馬が連にからむのが有馬記念の特徴ですね。大昔のダイユウサクのパターンか。

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✒︎ writer (書き手)

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー レビューブロガー

本サイト「シンキング・パドー」の管理人、人事屋パドーです。
非常に感銘を受けた・印象鮮烈・これは敵わないという作品製品についてのコメントが大半となります。感覚や感情を可能な限り分析・説明的に文字に変換することを目指しています。
書くという行為それ自体が私にとっての「考える」であり、その過程において新たな「発見」があればいいなと毎度願っております。

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