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人生の師としてのオグリキャップ

2016-10-03

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人生の師としてのオグリキャップ

2016-10-03

この記事は約3分で読めます

伝説から神話へ

オグリキャップという馬をご存知でしょうか。

もしくは、覚えていますか。

2010年に天馬となり、もう6年あまり。

この競走馬の全盛期は今から四半世紀前なのだから、知らない人が多くなったのも仕方がない。

芦毛の怪物と呼ばれた名馬は、当時の多くのファンにとって、スペシャルだった。

私にとっても、特別であった。

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怪物降臨

笠松競馬場でデビューし、中央競馬入りするや、破竹の勢いは止まらない。

1998年、当時の四歳(現在の三歳)のときに、秋の天皇賞2着、ジャパンカップ3着の後、暮れの有馬記念は優勝してしまう。

スペシャルな存在。

別格な馬は、今までにもいた。

シンザン、ハイセイコー、シンボリルドルフ、トウカイテイオー、ナリタブライアン、ディープインパクト。

記憶に残る綺羅星たちだ。

そして、いずれの馬も社会現象となった。

しかしながら、わたしにとってオグリキャップだけは競走馬を超えた存在であった。

高速戦車が走る

1989年、わたしは、東京競馬場でオグリキャップの走りを目撃している。

その年の晩秋、ジャパンカップ当日、わたしは、ゴール前にいた。

最後の直線で外国牝馬ホーリックスと壮絶な叩き合いの末に、ハナ差の二着となる。

レコード記録2分22秒2。

あの頃は枠連しかなかったが、確かゾロ目の2−2であったと記憶する。

高速戦車が、地響きとともに目の前を通り過ぎていった。

圧倒的な存在感だった。

とんでもないものを見た。

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ピークを過ぎたのか

88年、秋の天皇賞2着、ジャパンカップ3着、有馬記念1着。

89年、秋の天皇賞2着、マイルCS1着、ジャパンカップ2着、有馬記念5着

90年、安田記念1着、宝塚記念2着、秋の天皇賞6着、ジャパンカップ11着。

明らかにピークを過ぎていた怪物に対して、もう終わったんだと誰もが口にした。

よく頑張った。お疲れ様。今までありがとう。

労りと感謝の数々。

本当に燃え尽きたのか。

そして、彼の引退レースである第35回有馬記念を迎える。

奇跡のラストラン

1990年12月23日、中山競馬場。

4枠8番。

4倍人気、単勝5・5倍。

ほとんどが応援馬券であったか。

ラストランに相応しく、鞍上は天才武豊。

第二次競馬ブームの立役者の揃い踏みである。

運命のゲートが開く。

2分34秒後、終わったと散々言われた馬が復活する。

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第四コーナーを駆け上がる

第四コーナーを駆け上がってくるあのシーンをYouTubeで見るたびに、目頭が熱くなる。

すべてを賭してオグリキャップがコーナーをかけ上がってくる。

一切の妥協なしに、一言の言い訳もなしに。

最後の直線、プライドをかけた、叩き合いが始まる。

多くの人間が魅了されたあの走りが還ったのだ。

もしかすると。ひょっとすると。

残り50メートルのあの瞬間、誰もが思ったはずだ。

奇跡が起こるのか。今ここで。

オグリ1着、オグリ1着、オグリ1着・・・・・。

アナウンサーの絶叫。

17万人の大観衆は、スーパーホースの底力にひれ伏した。

暮れの中山、黄金色のターフ。

ウイニングラン。

美しい時間が流れた。

オグリコールは止まなかった。

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熱狂から遠く離れて

その年はいろんなことがあったので、TVで観戦していた。

オグリキャップは、一生懸命ということが、本当はどういうことなのかを走り続けることで、我々人間に証明した。

手を抜かず、諦めず、全てをぶつけること。

その年、目を背けたり、ごまかしてきた自分自身の目が覚めた思いがした。

競走馬が人生を教えてくれた。

頭が自然と下がった。

永遠の走り

今も、YouTubeをみると自然と涙が出る。

走ることは、なぜこんなにも人の心を揺さぶるのであろうか。

なぜ、オグリキャップなのか。

どうして、彼なのか。

わからない。

かつて凄い馬がいた。

馬も人も超えた馬がいたのだ。

怪物は最後まで怪物だった。

これほど愛された怪物を私は知らない。

 

メモ
最強の馬はたくさんいるが、至上の走りは彼にしかできない。

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