「リモート疲れとストレスを癒す休む技術」ケアするコツ

オンラインワークの心と身体をケアする56のコツ

西多昌規氏は言います。

本書では、そんな新しい時代の疲れの原因を探り、その疲れを癒し乗り越えるための「休み方」を、みなさんとともに考えていければと思います。

出社の頻度が減り、通勤が不要な自宅勤務であるにもかかわらず、なぜか疲れてしまう。

疲労感が強くなった原因は次のようなものではないでしょうか。

• 運動不足・座りっぱなし
• 眼精疲労
• 困ったことがあっても上司や同僚に聞けない
• 家族に気を使いながら仕事
• 注意散漫、集中力低下
• 仕事に終わりがない

わたしたちは、そんなリモート時代に生き、リモートならではの疲れや不安、ストレスとともに生きざるを得ないのです。

本書の構成について

本書は全部で5章から構成されています。

1. オンライン会議とリモートワークで脳も身体もヘトヘト
2. リモートワークで乱れたリズムを整える
3. リモートワーカーが抱える孤独とストレスをケアする
4. デジタル・オンライン時代の休み方
5. メンタルを整えて不安とうつを乗り越える

オンライン会議疲れの原因

主に次の５つとなります。

1. 映像疲れ
2. 音声疲れ
3. 認知疲れ
4. 身体の疲れ
5. ソーシャルな疲れ

脳疲労の軽減法とは

比較的簡単にできる次の５つを試してみてはいかがでしょうか。

1. スマホを引き出しかカバンにしまう
2. 目を２，３分閉じる
3. ５メートルほど離れたものを見る
4. こまめにイスを離れて歩く
5. 机、テーブルなどを２，３分だけクイック整理

家族がいるリモートワーカーのための３原則

リモートワークの態勢でも家族関係を損なわないための、シンプルな３つの心がけは次の通りです。

1. リモートワークの予定を家族内で共有しておく
2. リモートワークを行う人は、分担する家事の量を増やす
3. いっしょにいる時間を少なくする

実践的な休息

次の３つがお手軽で効果的です。

1. コーヒーないしお茶を飲む
2. 器具を使った軽い運動
3. 家族とのおしゃべり