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ガクチカがどうしても書けないあなたのためのシンプルな方法

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学生時代に頑張ったことがひつとも思い浮かばないと頭を抱えるあなた、実は盲点になってはいませんか?

通称ガクチカ(学生時代に力を入れたこと(頑張ったこと))を面接の場面で聞かない人事はいません。

必ず聞かれるのだから、あなたもそれなりの準備をして臨んでいることでしょう。

学生

特に頑張ったことがないので、何を書いていいのかわからない

大丈夫です、お教えします。

パドー

学業について話せばいいのです

学生の本分は学業にあります。

全く勉強せずに進級できる人はいません。

就活中のあなたは4年生(3年生)であるはずです。

勉強した結果、やがて卒業を迎えるのです。

1年生のときから講義に出席し、レポートを提出し、試験を受けてきました。

書くことの材料はそろっています。

あなたには学業を語る資格があります。

面接のときにガクチカを聞かれたのならば「学業」について話をするのです。

学業を語ることの不安や疑問

学生

学生なんだから学業について話をすることはあまりに当たり前過ぎませんか

当たり前だから違和感がなくていいのです。 学生の本分は学業です。 学業に力を入れることはたいへん理にかなっています。

学生

成績優秀ではないのですが、それでもいいんですか

進級ぎりぎりの成績ならばお話になりませんが、そうでないのなら大丈夫です。 「ガクチカ」をインパクト勝負といまだに勘違いしている人がいます。 多くの学生は平凡な学生です。 特殊な体験や劇的な成績を収めてきた学生は極めて少ないのです。 企業はそのようなことは百も承知です。 実績の特殊性や希少性は重要視していません。

学生

どこにポイントを置いて話をすればいいのかがわかりません

後ほどお話するように「ガクチカ」に対しては質問の基本構成は決まっています。 それに沿って、答えをあらかじめ整理して準備しておきましょう。 また、押さえなければならない原則は次の3つとなります。
価値観 ・行動力 ・人柄
これらをきちんとアピールしましょう。

力を入れたことの類型

学生時代に力を入れたことはおおよそ決まっています。

代表的なものは次の4つとなります。

  • ボランティア
  • アルバイト
  • サークル活動
  • ゼミ

趣味や部活動に対してコメントする人はほとんどいません。

大抵の人はアルバイトもしくはサークル活動について話をします。

ゼミに関して口にするひとも一定数いますが、これからお話したいのは「学業」です。

ゼミは「学業」の一部でしかありません。

「学業」とは大学の講義やレポート提出を含めた知的活動全般を指します。

ボランティアや部活動を熱心に継続的にやってきた人は、ある意味「ガクチカ」対策は必要ないでしょう。なぜなら、問われれば次から次へと思いが湧いてくるからです。

ガクチカに対する質問の基本構成

枠組みは基本的にどのような企業でも同じです。

次のとおりとなります。

STEP
力を入れたことはなにか
STEP
なぜ力を入れたのか
STEP
目標を掲げたのか
STEP
成果は上がったのか
STEP
成果を上げるための創意工夫は
STEP
経験を通じて学んだことはなにか

典型的な内容のない例は以下のとおりとなります。

枠組みに沿っているもののダメなパターンとなります。

反面教師にしてください。

決してこのような魂のない受け答えをしないようにしましょう。

学生時代に力を入れたことを説明して下さい

はい、次のとおりとなります。

  • 飲食店のホールスタッフのバイトに力を入れました
  • 力を入れた理由は店の売上が低迷していたからです
  • エリア内で上位3位以内を目指しました
  • 取り組んだ結果、第1位となり表彰されました
  • ホールスタッフ全員で定期的にミーティングすることを提案しました
  • コミュニケーションがスムーズに図れることにより売上アップに繋がりました
  • これらの経験からコミュニケーションの大切さを学ぶことができました

[上記の例が面接官に響かないことは自明でしょう。当然、これに肉付けをしてしかるべきなのですが、このままで話を終える学生も珍しくありません。手っ取り早くネットで調べたものに最低限のアレンジを加えているパターンです。深掘りする必要性も感じないレベルなので、ベテランの人事パーソンはさっさと面接を終える場合が少なくありません。

面接することの原点をあらためて考えてみる

思い出してみてください。

なぜ、面接をするのでしょうか

あなた自身を知るためです。

あなたを知るためには「あなたの過去の行動の事実」を知ることが一番の近道です。

だから、

「ガクチカ」について必ず質問されるのです。

あなたが力を入れたことを知ることにより少なくとも2つのことが分かります。

あなたの価値観とあなたの行動力です。

これだけでは不十分です。

そう、人柄です。

この視点は抜けがちです。

覚えておきましょう。

「ガクチカ」という質問を通じて企業が確認したいことは次の3つなのです。

  • あなたの価値観
  • あなたの行動力
  • あなたの人柄

「ガクチカ」を考える際には必ずこの3つのポイントを念頭に置いて作り込んで下さい。

学業を語るためのポイントとは

最後に学業を語るためのポイントを列挙します。

ポイントを押さえながらご自身で作り上げ、面接に臨んでください。

  • 学業を語ることの抵抗感を持たない
  • 努力を継続してきたことを表現する
  • 学習習慣が身についていることを強調する
  • ゼミ活動ではなく、むしろ日頃の勉強について話をする
  • 網羅的に知識を吸収することに努めた点をさりげなくアピールする
  • 学習を継続するにあたって苦労した点を盛り込む
  • 当たり前のことが当たり前にできることの驚きや発見を話に織り込む

これらを踏まえて、話をすることができたのならば、企業が確認したい3つのポイントである「価値観」「行動力」「人柄」は確実に伝えることができるはずです。

あなたが「ガクチカ」で何を話していいのか迷っているのなら、ぜひ「学業」について話してみましょう。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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