わからないからとにかく教えてくださいはやはり通用しない
初めての仕事は、どこからどう取り掛かってよいのかよくわからないものです。
そのような場合は周りに助けを求めるのが常套手段ですが、質問のやり方ひとつでまるでその後の展開が違ってきます。
以下に、仕事の進め方がよくわからない場合に、あなたが取るべき効果的な質問の仕方について説明します。ご参考になれば幸いです。
5つのポイント
問題を具体的に特定する
自分が何につまずいているのかをできるだけ具体的に特定しましょう。
自分がよく理解できていないことは相手に正しく伝えることは不可能であり、相手も理解できません。
例えば「タスクの優先順位がわからない」というように、具体的な課題や問題を明確に洗い出しましょう。
事前準備を徹底する
特定した問題に関連する質問を事前に準備しましょう。
質問は明確で具体的にし、相手に伝えやすい形で説明すべきです。背景情報や関連する文脈を含めることで、相手の理解は各段に上がります。
例えば「タスクの優先順位を決める際に考慮すべき要素は何ですか?」といった形で、具体的な質問を用意してみましょう。
尋ねる前に自己努力を示す
質問をする前に、自分自身で何を試みたのか、どのように自己努力をしてきたのかの説明を試みるべきです。
自分で調べたり、試してみたりしたことを具体的に伝えることで、相手に協力しやすくなります。
例えば「自分でタスクの優先順位を考えてみたのですが、うまく決められませんでした。何かアドバイスをいただけますか?」といった形で、自己努力を示しつつ質問をするといいかもしれません。
質問はひとつずつ行う
複数の質問を一度に投げかけると、相手が返答しにくくなります。
一つずつ質問をすることで、相手が適切な情報を提供しやすくなります。複数の問題がある場合でも、それぞれを個別に質問して、先を急がないようにすべきです。
複数の質問を抱えている場合は、何個質問したいと最初に述べておくことが重要です。
誠実で丁寧な態度を忘れない
質問をする際には、誠実で丁寧な態度を持ちましょう。
相手に対して敬意を払い、感謝の意を示すことで、協力しやすくなります。当たり前のことですよね。
例えば「お忙しい中、お手数をおかけしますが、お力をお貸しください」といった形で、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。
まとめ
これらのポイントに留意して質問をすることで、効果的な回答やアドバイスを得ることができるでしょう。
重要なのは、明確かつ具体的な内容を提供し、相手の専門知識を尊重する姿勢を崩さないことです。
自分自身で学習し、問題解決の努力を怠らないことも大切!