忙しくて、すっかり忘れていた。あなたならそんな時どうしますか?
提出が間に合わないときはまずは人事担当者に電話してください。
しっかり用意していたはずのつもりの提出書類が、
うっかり取得するのを忘れていた
汚してしまった
ストックがなくなってるぞ
うっかりミス、不可抗力はだれにでもあります。
どうしても間に合いそうにないとき、あなたならどうしますか?
直接持参して間に合うのならば、急いで持っていきましょう。
でも、
予定があるのでどうしてもいけない
遠方なので物理的に無理
そんなとき、あなたならどうしますか?
まずは人事担当者に電話して下さい
簡単でしょう。
難しく考える必要はありません。
もう一度いいます。
まずは人事担当者に電話して下さい
書類提出が間に合わないときは、
悪いイメージだけが頭に浮かんでいませんか?
期日までにどうしても郵送できない。間に合わない!
そんな時、あなたはこう思うはずです。
選考に進めないんじゃないか
進めたとしても悪印象は避けられない
だから、姑息な手段に逃げようという気持ちが働くかもしれません。
誤魔化してピンチを脱しなければ。うまくいくさ
なんとか、取り繕える言い訳をひねり出しますか?
残念ながら、妙案などありません。
だから、
人事担当者に今すぐに電話で連絡をしましょう。
大事なのは、電話連絡をするというのがポイントとなります。
メールでなんでも済ますことができる現在、
言いたくないことを直接電話することは誰もが気が重いものです。
人事もわかっているはず。わざわざ電話をしてきたあなたの気持ちを。
だからこそ、相手に訴えるものがあるのです。
届けるんです、あなたの気持ち
そのための電話連絡なのです。
電話しなければと思ったその日が、土日祝日あるいは夜遅い時間であるのならば、当然、次の日の朝に電話連絡しましょう。そのような場合に、どうしても気が気でないのならば、取り急ぎメールだけしておくことは得策です。ただし、必ずあらためて電話連絡しますと、一言書き添えておきましょう。
大事なのは正直に説明するということです
電話をするにあたって、大事なことは、
正直に事情を説明するということです。
決して取り繕って、理由を自分以外のせいとする言い訳を捏造しないようにしましょう。
そのような場合でも、
人事はとりあえず黙って聞いています。
わたしもとりあえず聞きますが、心の中は違います。
でも、この学生は自分の間違いを素直に認めず、ごまかしてものごとを解決しようとする人間であるらしい。
ごまかしはすぐにわかります。
絶対にやめましょう。
すぐにバレるような見え透いた嘘をつく人とあなたは一緒に仕事がしたいでしょうか?
私は無理です
希望を持ってトライする
正直に話をしたからと言って、なにもかもうまくいくわけではありません。
企業によっては期限を重要視し、一切の例外を認めないところもあるでしょう。
公平公正の立場をあくまで貫く人事パーソンもたくさんいます。
けれども、
あなたが事前に連絡をし、お願いをしているのだから、例外対応を行ないましょう、という企業もなかにはあります。
なにもしないうちから諦めずに、まずはトライしてみましょう。
道はきっと開けるはずです。
伝えるべき内容を3点にまとめる
それでは、電話連絡する際のポイントを説明します。
伝えるべき内容は次の3点です。
どれが欠けてもだめです。
- 間に合わないお詫び
- 間に合わない理由
- いつまでに出せるのかの日程
この3点を簡潔に的確に伝えるのです。
そうすることにより、あなたはピンチをチャンスに変えることができます。
すなわち、 あなたの人柄と能力がこの電話連絡によって、アピールできるからです。
アピールの機会に変えていく!
あなたが間に合わないお詫びをすることにより、自分に非があれば素直に頭を下げる人物であることを知らせます。
そうすることで、
ビジネスの基本を理解していることをアピールできるのです
あなたが間に合わない理由を説明することにより、ありのままに隠さず説明していることを伝えます。
そうすることで、
自ずと正直な人間性をアピールできるのです
あなたがいつまでに出せるのかの日程を示すことにより、いつなら提出が可能なのかの情報を提供します。
そうすることで、
ビジネスの基礎力である代替え案の提示能力があることをアピールできるのです
待ってあげるかと思わせた者勝ち
おそらく、ある程度の遅延を人事はあらかじめ予想しているはずです。
ギリギリのスケジュール管理など、まともな担当者ならしないでしょう。
遅れて到着しても間に合うのかどうか、許容範囲内なのかどうかのジャッジができるように、問われる前にこちらからインフォメーションするのです。
そうすれば、
間に合いそうなら、待ってあげるか、電話もしっかりした内容だったので、という「いい流れ」ができあがるでしょう。
電話連絡だけがあなたを救う
繰り返しますが、電話連絡をするというところがポイントです。
メールを送って終わりではなく、直接、生の声を届けるのです。
人事も人間ですから、たとえ電話であろうと直接懇願されれば、即答で駄目ですとは言いづらいものです。
そして、ありのままを説明するのです。
ここも大事です。
ピンチを逆手に取り、アピール機会にしてしまいましょう。
それぐらいの図々しさと開き直りが就活では必要です。
もう一度整理します。
提出書類が間に合いそうにない場合は、
- 事部に電話連絡をする(遅い時間や土日祝祭日の場合は即メール。翌朝電話)
- 間に合わないお詫びと理由、いつまでに出せるのかをきちんと説明する
姑息な手段は絶対に取らない。
ごまかしても何も始まりません。
ほんの少しばかりの勇気で、あなたの扉を自らの手でこじ開けるのです!