今すぐ始められる内定への最短近道!
竹内健登氏は言います。
この本では、私が就活塾で指導していることのうち、今まさに就活を始めようとしている方を対象とした内容を基礎からまとめました。
著者は次のようにメッセージします。
就活に正しく取り組むことができれば、あなたのこれからの人生が楽しく、理想的なものになる。
掲げた目標に向かって正しく努力を重ねることにより、努力が報われ、達成の喜びが味わえる、そのような経験はきっとあなたの一生の財産になるはずです。
網羅的に書かれているので、就活に関して知識がない方も全体像と具体的な行動がわかるはずです。とても親切なつくりとなっています。
- 就活を始める前の学生
- 就活中の学生
- 人事部
本書の構成について
本書は全部で9つのパートから構成されています。
- 就職活動の流れを知ろう
- まずは自己分析から始めよう
- 仕事・業界研究でキャリアビジョンを明確にしよう
- 相手に伝わるエントリーシートのつくり方
- インターンシップを有効に活用しよう
- 筆記試験&WEBテストを突破しよう
- 就活マナーを身につけよう
- 集団面接・グループディスカッションを攻略しよう
- 個人面接で内定を勝ちとろう
人事に響くアピールポイントの見つけ方とは
アピール方法を探す方法は次の3段階に分かれています。
- 実際に働いている先輩に話を聞く
- 企業説明会に参加する
- 企業の採用ページを読み込む
エントリーシートの書き方
以下のポイントを押えて完成してください。
学生時代に頑張ったことに関して書くべきこと
次のいずれかについて書いてください。
- 学業に関すること
- 仕事に繋がるような活動に関すること
自己PRに書くべきこと
次の3つの条件を満たすものを書きましょう。
- 強みに関すること
- 志望している職種で活かせるもの
- キャッチーであるもの
志望動機に書くべきこと
次の3つのことを順番に書いてください。
- 職業理念や強みをベースにした業界選定理由
- その業界内における、当該企業選定理由
- (字数が余ったら)その会社でどのように貢献したいか
個人面接の各フェーズのポイントとは
集団面接と違って、個人面接ではあなたについての質問がじっくりとなされます。
各フェーズにおいて、面接官が見ているポイントは以下の通りとなります。
一次面接
コミュニケーション能力やビジネスマナー
若手の面接官が判断することが多く、後輩としてほしいかどうかである程度の勝負が決まります。
二次面接
会社とのマッチング
事業内容や規模感、企業分析をしっかりと行い、他社との違いをいえるように準備しておきましょう。
社員面談
一緒に働きたいかどうか
会社の価値観とあなたの価値観が一致しているとわかれば、通過率は上がるでしょう。
役員面接
会社の未来をよりよくしてくれるかどうか
職業観を問う質問もよくされるため、「自分にとっての仕事とは何か」という問いに対して答えを用意しておく必要があります。
就活はなんともならない
なんとかなると思ってはじめてみたものの、さしたる努力もしなければ、ろくな結果にはたどり着けないものです。
就活も全く同様です。
入念な準備と真摯な態度が最低条件となります。
「なんとかなる」と高を括ると「なんともならない」という悲惨が待っているだけなのです。