ここが知りたいが、すべてわかる!
才木弓加氏は言います。
2023年以降さらに加速する「オンライン就活」の流れは、単にWeb面接の対策だけすればよいのではなく、会社説明会、インターンシップ、エントリーシート提出、筆記試験と、一連のステップすべてにオンラインへの備えが必要となることを意味しています。
オンライン就活イコールWeb面接ではありません。
表面的な体裁を整えるだけでは、オンライン就活全体の成功には決してつながらないのです。
しかしながら、押えるべき第一のポイントはWeb面接対策となります。
- これから就活を始める学生
- 就活が上手くいっていない学生
- 人事部
本書の構成について
本書は全部で4つのパートから構成されています。
- #コロナ就活 21・22年卒の就活はこうだった
- スタートが肝心!オンライン就活の基本を知る
- 対面とはここが違う!Web面接はこれで攻略
- 面接攻略の切り札は才木流自己分析にあり
面接に落ちる人には理由がある
面接に落ちる人の典型的な特徴は次の3つです。
共通点は「ない」となります。
- 志望動機を練らない
- 結論から話さない
- 過去の面接を分析しない
カンペを上手に活用しよう
面接がオンラインになって最も大きく変わった点はカンペが使える点です。
やってもいいと承認されているわけではありませんが、ダメだとも禁止されていないのが現状でしょう。
使用する際の注意点は次の2つです。
- カンペには要点やキーワードをまとめる
- カンペを置く位置を工夫する
カンペは「忘れてはいけないキーワード」や「話の流れの要点」などを箇条書きにする程度にして、あくまでもイザという時のための補助と思っておくことです。
カンペが黙認・容認されているということは、逆に言えば、きちんと答えて当たり前と思われているということです。
ある意味、面接のハードルが上がっていることをくれぐれも忘れないように。
Web面接を受ける際の3つのポイント
次の3つとなります。
- 画面ではなくカメラを見て話す
- 早口にならないよう、ゆっくり話す
- カメラと適度な距離を保つ
圧迫面接と勘違いしないように
Web面接は、深堀系の質問になりがちなので、学生のあなたは圧迫面接であると勘違いしやすいです。
面接官の表情が読み取りにくいことも、そのように感じてしまう原因のひとつでしょう。
しかし就活生が「圧迫面接だった」という面接の大部分は、たいていは普通の面接だった、ということが多いのも事実です。