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就活の書類提出。人事は受取書類だけを見ているわけではない

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書類の提出は正直面倒です。でも、ここからしか就活は実質的にはスタートしません。

学生

書類埋めるの時間がかかるし、ほんとイヤ

学生

手書きの履歴書ナンセンス

このように思っている就活生は多いと思います。

実際、中途採用の履歴書、職務経歴書はワードやエクセルを使用している場合が大半です。

履歴書の提出を求めず、エントリーシートの提出だけを求める企業も増えているようです。

本日は、煩わしいことこの上ない「提出書類」についてお話します。

WEB上で選考が完結する流れの中、紙ベースでの書類提出はこれから減少していくでしょう。しかしながら、企業が現在においても書類提出にこだわるのはもちろん意味があるからです。書類を提出するというそのプロセスにおいてあなた自身を値踏みしていると考えて間違いありません。気を抜かないように注意を払って対応しましょう。

提出する書類の種類は

次の4つが代表的なものとなります。

  • 履歴書
  • 成績証明書
  • 卒業見込み証明書
  • 健康診断証明書

現在は、健康診断証明書を内定前に求める企業は少なくなっています。

履歴書は大学の書式によっては、履歴書・自己紹介書となっている場合もあります。

成績証明書は卒業見込み証明書とセットになっている書式もあります。

健康診断証明書は、健康診断結果のお知らせという標題の場合もあります。

最近は健康診断書の提出を求めない企業が増えてきています。

履歴書以外の学校発行の証明書は、キャリアセンターや就職課で手続きし、発行してもらう場合もあれば、専用の発行機でご自身で入手する場合もあるようです。

履歴書はできるだけ丁寧に書きましょう

履歴書はあなたの「顔」です。

以下、履歴書の作成にあたってのポイントとなります。

  • 添付写真はプロに撮影してもらった写真を使用する
  • 写真は丁寧に裁断する
  • 写真はきちんと添付する
  • 氏名は必ず小さく書かない
  • ハンコはきちんと曲げずに押す
  • 作成日付を忘れない
  • 学歴は高校入学から書く
  • 職歴については「なし」でよい
  • 趣味特技はできるだけ多く書く
  • 余白のバランスを考え文字数は適量とする
  • 見易さを考え、記入する
  • 文字は小さすぎたり大きすぎたりしない
  • 記号の多用は避ける
  • できるだけ丁寧に書く

写真関連

写真関連は、第一印象を決定付けるものです。

インスタント写真を利用するのではなく、店舗にて撮影してもらってください。

こんなところで、ケチってもしょうがないです。

雑に添付しないように気をつけましょう。

写真の裏面に日付と氏名を書くのは、

万が一写真がはがれた場合に、誰の写真であるかを確認するときに便利であるからです。

必要であると考えるならば、記載しておきましょう。

印鑑・氏名関連

氏名と捺印は、写真と同様に第一印象を左右するものです。

適度な大きさ、適度な筆圧を心がけ書きましょう。

捺印はきちんと行なってください。

かすれやゆがみはNGです。

シャチハタでも問題ないと思います。

気になるのなら、シャチハタ以外のはんこを使用しましょう。

履歴書の中身関連

大学により、履歴書の書式が異なるために、一概には言えませんが、余白のバランスには気をつけて書きましょう。

字が多すぎない、少なすぎないを意識してください。

たくさん書きすぎていると読む気がうせますし、余白が目立ちすぎると本気度が低いと思われがちです。

趣味特技は、可能であればできるかぎり多く書いておきましょう。

面接の際に、必ずここが問われます。

面接の際に質問しやすいように「えさ」を適度に撒いておきましょう。

その他の注意点はこれだ

ついつい後回しにしがちですが、面倒がらずに対応しておきましょう。

  • 提出期限に間に合うように事前に入手しておくように。
  • 面接の際に専攻した講義についてはよく質問されますので、的確に答えられるように事前に整理しておきましょう。 成績がよくなかった科目は特に聞かれやすいので、きちんと整理しておくべきです。
  • 健康診断書は、大学によっては、期日までに用意できない場合もありますので、その旨を事前に採用担当者に連絡することを忘れないで下さい。
  • いつ頃提出可能であるのかの期限の連絡は怠らないようにしましょう。

書類を提出する以上の意味をきちんと理解しましょう

書類を提出してもらうことから、人事は主に次の3点を確認しています。

きちんと押さえましょう。

  • 時間厳守の意識は高いのか
  • 自社に対する本気度は高いのか
  • 指示を的確に理解し、適切な処理ができそうか

時間厳守の意識は高いのか?

社会人の基本の「き」となります。

提出期限の当日に到着する場合がありますが、印象はよくないことを覚えておいてください。

余裕をもって対処、対応する姿勢がここでは問われているのです。

期日に間に合わないは論外です。

自社に対する本気度は高いのでしょうか?

手抜きはすぐにバレます。確実に。

  • 丁寧に書かれている
  • 余裕を持って到着している

記載されている内容はもちろんのことなのですが、上記2点もそれに負けず劣らず重視されます。

このような点に本気度を認めるものなのです。

指示を的確に理解し、適切な処理ができるのか?

うっかりミスは結構減点されます。

指定された書類が過不足なく取り揃えられている。

当たり前といえば、当たり前です。

でも、欠けている学生をたまに見かけます。

うっかりミスという理解はまるっきりされないので、ご注意下さい。

このように、提出書類から、人事は様々なことを読み取ろうとしています。

細心の注意を払い、いたずらな減点を避けてください。

人事は見ています。気を抜かないで!

人事はあらゆる機会をとらまえて、あなたのという人物の値踏みを行っています。

書類もあなたの分身であるという意識を強く持ってください。

あらゆる場面で見られているのなら、逆にあらゆる機会を有利に働かせるのです。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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