忙しい人にこそ相談しろ・依頼しろ、とすすめられたことが、あなたはありませんか?
わたしは若い頃、そのように言われた覚えがあります。
もちろん、理由があります。
忙しい人は、基本的に仕事ができる場合が多いからです
仕事ができるから忙しいとも言えます。
仕事ができるのだから、
- 的確なアドバイスをもらえたり、
- 申し分のない仕上がりを見せてくれます。
「忙しい人」と「忙しく見せてる人」とは違います。天と地の差があります。忙しそうに見せている人は中身のない空回りが多いと言えます。つまり、仕事のできない人なのです。
時は金なりが身にしみている
忙しい人は忙しいゆえに時間に対して、とてもシビアです。
時間の大切さを人一倍理解しているし、時間の無駄を極端に嫌います。
頼まれたこと・相談されたことについて、基本的に後回しや先送りをしません。
なぜなら、後回しや先送りすることで、全体のパフォーマンスが結果として落ちてしまうからです。
とにもかくにも、
一刻も早く、あなたに答えを届けようとします。
自分の現在の状況に鑑みて、
- 自分で解決できないのなら、できそうな人を紹介してくれるでしょう。
- 今すぐ取り掛かることができるのなら、すぐに対応してくれます。
- あなたができそうであるのならば、的確な方向性や道筋を説明してくれます。
なぜ、そのようなクイックレスポンスをするのでしょうか?
あなたの相談や依頼は、忙しい人が「やらなければならないタスク」のひとつであるはずです。
そのように数えられ、組み込まれます。
タスク処理のなかの項目であるゆえに、彼(彼女)は、できることから次々と片付けていきます。
だって、
片っ端から片付けるゆえに、仕事ができるのだから。
できるゆえに、片っ端から片付けていくのです。
効率性実現のための好循環。
スピーディに解決してしまう
仕事ができるゆえに、そのアドバイスや成果は申し分ないはずです。
おまけに、
処理すべきタスクのひとつであるがゆえに、驚くほど短納期で仕上がってきます。
おそらく、アドバイス程度であれば、その場で返ってくるでしょう。
質が保証されていて、なおかつ、クイックレスポンスなのです。
結論はやはり、忙しい人にお願いするに限る
以上が、あなたに困り事があるならば、忙しい人に相談・依頼する理由となります。
一見すると、忙しい人にお願いすると、多忙ゆえに後回しになったり、梨のつぶて状態になると思いがちです。
しかしながら、実際はその逆がほとんどです。
忙しい人のタスクのなかに、あなたの相談や依頼がリストアップされるやいなや、彼(彼女)のタスク管理の流れに自動的に乗っかり、たちまちに成果が現れる(答えが返ってくる)という仕組みができあがっています。
ただの親切心からなのではなく「できる人の仕事のスタイル」ゆえであると言えるでしょう。
合言葉は、
困ったときは、忙しい人に相談する