あなたなの中にある「楽観主義者」と「悲観主義者」のマッチングを決して間違えてはならない
あなたは、仕事を進める上で、どのようなスタンスで臨んでいますか?
楽観的な見通しで、なんとかなるさ~
石橋を叩いても眠れない、悲観主義者
持って生まれた性格やキャリア(実績)によっても別れますが、自信のある人は楽観的、ない人は悲観的な態度であるのが、一般的です。
なかには、場面場面によって、それらのミックスである方も少なくないようです。
一見すると、ビジネスパーソンは楽観的性格(ものの見方)のほうが有利であるという意見もあるようですが、一概にそうとは言い切れません。
悲観主義的なアプローチが功を奏する事例もやまほどあるようです。
結論から言いますと、
楽観論一本槍でも、悲観論で押し通すことも、褒められたスタンスとは言えません。
ベストミックスを適用すれば、あなたは確実に「思い描く成果」を見込めることでしょう。
ベストミックスとは、
- 仕事に取り組む前・最中は悲観主義
- 仕事に取り組んだ後は楽観主義者
となります。
組み合わせのパターン
仕事の取り組みは時期によって、
- 取り組み前・最中
- 取組後
の2通りに分かれます。
仕事に対する考え方は、繰り返しになりますが、
- 楽観主義
- 悲観主義
の2通りに分かれます。
- 楽観主義 (先行きを心配しない、将来の可能性を疑わない、なんとかなると思う)
- 悲観主義(先行きを心配する、将来の可能性を疑う、なんともならないと思う)
したがって、
組み合わせのパターンは次の4通りとなります。
- 取組前・最中は楽観主義者で、取組後も楽観主義者
- 取組前・最中は楽観主義者で、取組後は悲観主義者
- 取組前・最中は悲観主義者で、取組後も悲観主義者
- 取組前・最中は悲観主義者で、取組後は楽観主義者
わかりやすくするために受験勉強を例にしながら以下に説明していきます。
取組前・最中は楽観主義者で、取組後も楽観主義者の場合
これは、確実に駄目なパターンです(物語上は超大物タイプ)
確実に不合格です。
学習すべき場面で甘い認識に立ち、自分にムチを入れず、悲しいかな絶対的に勉強量が不足しています。
試験が終わったあとは、何もかも忘れての気楽さであるゆえに、「反省」という文字が彼(彼女)にはありません。
ということは、浪人後も同じ過ちを繰り返してしまうのでしょう。
取組前・最中は楽観主義者で、取組後は悲観主義者の場合
取組後が悲観主義者の分、反省に基づき、次回は失敗が活かせそうな気もします。
試験が終わったあとに、駄目だ駄目だとクヨクヨ悩んでしまう損な性格です。
悲観主義の使い所を完全に間違っています。
取組前・最中は悲観主義者で、取組後も悲観主義者の場合
試験勉強中は落ちたらどうしようという不安から一生懸命に努力を重ねます。
この程度ではだめなんじゃないかと、満足することなく過去問を解き続けるでしょう。
ゆえに、合格可能性は非常に高いです。
いかんせん、
試験が終わったあとに、いつまでも悩み続ける性格は精神衛生上できれば避けたいところで、なりたくはない性格です。
取組前・最中は悲観主義者で、取組後は楽観主義者の場合
目指すべき理想的な形です。
勉強をするときは石橋を叩き、決して油断せず、慢心とは無縁。
試験が終われば、あとは待つだけと気分を切り替え、受験のために我慢していたことに全力投球。
気持ちいいぐらいの切り替えが、前向きな明日に彩りを添えることでしょう。
仕事におけるベストミックス
取組みの前・最中は悲観主義者で、取組みの後は楽観主義者
仕事(作業)に取り組む前や最中は、これでいいやと決して誤魔化さずに、
こんなことが起こった場合はどうしようと、絶えずシュミレーションしながら、確実に不安の芽を潰していきましょう。
手を抜かない、ごまかさないプロセスを踏むことは将来における「決定的な過ち」の回避につながります。
仕事が終われば、今更嘆いてもしょうがないと、腹をくくり、運を天に任せるぐらいの気持ちで、仕事の結果を見守るべきです。
なにか不都合が生じれば、全力で対応するだけです。
ビジネスパーソンのあなたには、次から次にミッションがくだされているはず。
もしくは、同時並行的に複数案件を走らせていることでしょう。
終わった仕事に、いつまでも執着しているほど、あなたは暇ではないのです。
ついつい忘れがちであったり、できているようでできないベストミックスの構え(考え方)をあなたも忘れずに仕事に取り組みましょう。