学内セミナーを大いに利用しましょう
学内セミナーは各大学により実施時期が微妙に異なります。
早いところで1月から、ピークは3月実施が一般的です。
大規模に一同に介する形式もあれば、単独で一教室にて開催というケースもあります。
本日は学内セミナーのいい面、わるい面についてお話します。
そのメリットとは
学内セミナーの主なメリットは次の3点となります。
- あらゆる意味で効率がよい
- 大企業、一流企業、上場企業に接触ができる
- 企業の質がある程度保証されている
あらゆる意味で効率がよい
キャンパス内で実施され、かつ一箇所で多くの企業に出会うことが可能なので、これほど効率の良いことはありません。
疲労度も少なければ、交通費もかからないのです。
例えば、一日3~5社の話を聞き、それが一週間続くとなれば、疲れるはずです。
大学というところは本当に至れり尽くせりなのです。
大企業、一流企業、上場企業に接触ができる
大学側も学生を集めるために、知名度の高い、かつ学生に人気のありそうな有名企業を取り揃える傾向が強いです。
そのような企業に簡単に接触することができます。
人気企業は、説明会の参加においても選別がある企業が多い中で、無条件で話を聞くことができるのは、やはりメリットでしょう。
個別の説明会にもスムーズに進みやすいので、学内セミナーには参加したほうが明らかにお得です。
企業の質がある程度保証されている
学校側がわざわざ学内に呼ぶために、様々な角度からセレクションがなされています。
学生にとって魅力的な企業が選別されているのです。
なので、基本的にはずれはありません。
先輩が入社した実績のあるところがほとんどなので、その企業と学生の相性も悪くはないはずです。
ミスマッチの度合いも低いと思われます。
そのデメリットとは
次にデメリットです。主なデメリットは次の2点となります。
- 気持ちに隙ができてしまう
- 出会いが限定的になってしまう
気持ちに隙ができてしまう
効率がよすぎるために、就活はこんなものなんだという先入観が植え付けられがちです。
もしかすると、個社訪問の段階で大いに戸惑ってしまう可能性もあります。
学内セミナーはあくまで、スタートであり、これが基準であるという勘違いをおこさないようにしましょう。
少しでも、就活は楽勝だという意識が芽生えてしまうと、あとで必要以上に苦労することになりかねません。
気を引き締めていきましょう。
出会いが限定的になってしまう
学内セミナーの中から選べばいいやという乱暴な方向に流れないようにしましょう。
世の中には、知名度はまったくなくても、堅実で働き甲斐のある企業は規模の大小に関わらず、星の数ほどあります。
汗をかいて頭を使って、できるだけ多くの企業に会いに行くのです。
仮に学内セミナーの中で決まったのならば、それは結果論だと考えてください。
くれぐれも学内セミナーの中で安直に決めようとは、しないように。
セミナー参加にあたっての心構え
学内セミナーは積極的に活用すべきです。
あらゆる機会をとらまえて情報は収集しましょう。
各企業は限られた時間の中で、限られた情報しか伝えることができません。
多くの企業が、エッセンスだけを学生の方に伝えようとしています。
そのメッセージを受け取りピンときたのなら、必ず個社別の会社説明会に参加するようにしましょう。
きっと、得るものがたくさんあると思います。