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メンタルヘルスに積極的な企業こそホワイト企業
本書では2015年12月から実施されている、国の施策による職場でのメンタルヘルスケア、「ストレスチェック制度」について解説していく。
これまで、メンタル問題は、主に企業にとってのリスクマネジメント、コスト削減という観点より議論されてきました。
その必要性は認められる一方で、今後はより長期的視点での人材の引きつけ、評判による企業価値の維持向上等の観点が重要視されてくることでしょう。
こんな人にオススメ
- 経営層
- 人事部門
- マネージャー
本書の構成について
本書は全部で5章から構成されています。
- だから、国が動きだした
- ストレスチェック制度とは何か?
- ストレスチェックだけでは、メンタル不調はなくならない
- メンタルタフネスな組織をつくる
- ストレスチェックから職場改善へ。先進企業の事例紹介
ストレスに対する対処法
良い対処法
悪い対処法
ストレスチェックを実りあるものにするには
次の3点に注意しましょう。
- なるべく多くの従業員がチェックを受ける
- 高ストレスと判定された従業員をできる限り医師や保健師、看護師、カウンセラーなどの専門家に繋げる
- 高ストレスと判定された従業員以外にも意義のあるチェック内容にする
ストレス対処における必要なポイント
次の3点は大前提として常に意識するべきでしょう。
- ストレス対処法は個人のクセなので、修正が可能である
- 感情を暴れさせるのではなく、理知的な表現をする
- エンゲージメント(仕事への熱意度)も併せて考える
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