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「実践 健康経営」健康な従業員が収益性の高い会社を創る

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健康的な働き方への組織改革の進め方とは

本書は、有限責任監査法人トーマツで活躍する3名の方の共著となります。

網羅的に、ストーリー仕立てで健康的な働き方と組織改革の進め方を紹介していることが本書の特徴です。

本書の特徴は次の4点となります。

4つの特徴

  • 従業員の「健康」に投資すること、すなわち「健康経営が企業の成長、継続性に資すること」を体系的にストーリー立てて説明している
  • 生産性向上と従業員の健康増進を両立させるための考え方と取組の定着方法がわかる
  • 未来の経営と働き方を一緒に考え創っていくプロジェクトが、実際どのように組織活性化につながるのかがわかる
  • これからの「健康的な働き方」を経営主導で進め、企業価値を高める組織変革手法の基本と、実践面でのトレンドとして「先進企業の実例」を押さえることができる

健康的な働き方の実践を目指すことが企業にもあなたにも必要となってきました。

こんな人にオススメ

  • 管理部門のミドルマネジメント層
  • 健康経営に興味を持つ経営層
  • ヘルスケア分野に関心の高いマネージャー

本書の構成について

本書は全部で3つのパートから構成されています。

  1. 健康的な働き方を求める
  2. 社会的背景 健康的な働き方を目指して
  3. 健康的な働き方に向けたステップ

健康経営とその背景

健康経営(ヘルシーカンパニー)という考え方は、

1980年代に米国の経営心理学者であるロバート・H・ローゼン氏が「健康な従業員こそが収益性の高い会社をつくる」という思想を提唱したのが発端となります。

現在、健康経営が企業の経営戦略のスタンダードになりつつあります。

従業員の健康に企業が投資し、疾病予防・医療費抑制により生産性向上につなげ、自社をより収益性の高い会社とすることが「ヘルシーカンパニー」の目標です。

健康経営推進の4つのタイプ

健康経営に取り組むにあたり、「取り組み方法」と「従業員へのアプローチ」を2つの軸として、4つのタイプに取り組み企業を分類することができます。

  • 網羅的アプローチ・企業コミット型
  • 網羅的アプローチ・社員自律型
  • 部分的アプローチ・企業コミット型
  • 部分的アプローチ・社員自律型

もう少し詳しく言うと、

  • 企業もしくは健保組合主導でさまざまな領域の健康施策を整備し、推進、進捗管理を実施しているタイプ
  • 従業員の要望を採り入れ、多岐にわたる健康施策を実施し、実施促進を行わず、従業員自らの活動を中心として実施しているタイプ
  • 企業もしくは健保組合主導で強みを活かした健康施策の整備、推進、進捗管理等を実施しているタイプ
  • 従業員の要望を採り入れ、領域を特定して、自主的に実施しているタイプ

健康的な働き方で得られるメリット

企業は次の4つのメリットを得ることができます。

4つのメリット

  • 質の高い従業員の確保
  • 効率性向上による生産性の向上
  • ブランド価値の向上
  • リスクの低減

従業員の心身の健康維持を推進することが企業運営の健全性に直結する時代が既に到来しているのです。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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