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「図で考えると会社は良くなる」これからの経営組織論

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理屈が分かれば、愚痴や不満はなくなる

前田康二郎氏は言います。

本書では、どのような組織の状態にはどのような事象が起きるか、という「組織の法則」を「グラフ化ができるもの」に絞って取り上げました。

自らが属する組織に対して正しい理解を持つことはたやすくありません。

間違った理解はメンバーのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。

パドー

正しい理解と対処を身に着けるために、本書をぜひご参考にしてください。

そして社内の組織で起こるさまざまな変化や、自分自身のライフステージによって変化する環境にも、恐れずに安心して、柔軟に対応できるようになります。

こんな人にオススメ
  • 経営層
  • 人事部
  • 一般従業員

本書の構成について

本書は全部で8章から構成されています。

  1. 経営者と組織
  2. 社歴・規模と組織
  3. スタイルと組織
  4. 事業と組織
  5. 社員と組織
  6. 慣習と組織
  7. マネジメントと組織
  8. 敬意と組織

経営者は管理部門を軽視してはいけない

会社の成長が一定の売り上げや社員数で止まってしまう理由の一つは、労務、財務、法務などのバックヤード体制の脆弱性があげられます。

多くの経営者がバックヤードに対する人件費を出し惜しみする主な理由は次の通りです。

  • 現場部門出身の経営者のため、管理部門に対する知識や関心が低い
  • 大企業出身の経営者のため、管理部門の必要性を実際に目視した経験がない
  • スキルの高い管理部門の社員に出会ったことがない

お金をケチらず、売上のない部門へも投資をすることが、結果的には売上や利益を伸ばす近道になります。

売り上げや原価に対する外的リスクとは

代表的なものとして3つあります。

  1. 同業他社との競争
  2. 天変地異や疫病による被害、政治問題の影響
  3. 生活様式の変化に伴う消費行動の変化

敬意が備わった会社組織の特徴

次の7つがあげられます。

  • 経営者が社員に敬意があれば、過度な労働や要求をしない
  • 社員が経営者に敬意があれば、過剰な主張や要求をしない
  • 社員同士に敬意があれば、ハラスメント、嫌がらせ、いじめは起きない
  • 会社が顧客に敬意があれば不当表示などの不正は起きない
  • 会社が投資家に敬意があれば、資金の無駄遣いはしない
  • 会社が自然環境に敬意があれば、過度な環境破壊をしてまで自己の利益に走らない
  • 会社が発注先に敬意があれば、不当なダンピングを要求しない

このようなことが守られた会社は、どの立場から見ても「良い会社」と言えるのではないでしょうか。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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