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仕組みから制度設計の方法、戦略とのつながりまで丸ごとわかる
本書では日々忙しいビジネスパーソンの方々が「ジョブ型雇用」を正しく理解し、きちんと活用いただくための実践的な方法論を、できるだけやさしく解説しています。
すべての企業にとって「ジョブ型雇用」が向いているとは限らないが、「ジョブ型雇用」を導入する意義はますます高まっていくだろうという立場に本書はあります。
こんな人にオススメ
- 管理職
- 人事部
- 経営層
本書の構成について
本書は全部で6章から構成されています。
- ジョブ型雇用とは何か
- ジョブ型雇用の基本形
- 経営戦略とのかかわり
- 導入にあたってのポイント
- ジョブ型雇用がもたらすもの
- 競争力強化のためになすべきこと
ジョブ型雇用の必要性
メンバーシップ型雇用
ジョブ型雇用
競争優位の源泉がさまざまな業界で大きく変化している今日、残念ながらこれまでの日本企業の強みは失われていきます。
評価制度のトレンド
これまで
今後
ジョブ型雇用の評価制度は、個々人の報酬や昇格を決定するための厳しいルールではなく、各現場における社員の動機づけ、成長やエンゲージメント向上にフォーカスを当てたものになるのです。
段階的ステップを踏むための検討すべき3つのポイント
全面的なジョブ型雇用への移行は非常にハードルが高いです。
スムーズな組織・事業運営の実現のためには、ステップを踏むことは不可欠なのです。
その際に、検討すべきポイントが以下の3つとなります。
自社が置かれた人材市場の状況
自社のジョブ型へのレディネス(準備度合い)
今後の構造変化・市場の変化に対する見通し
対等な関係を目指して
ジョブ型雇用においては、会社と個人はあくまで「対等な関係」になります。
会社が個人を選び、個人が会社を選ぶのです。
選ばれる会社になるためには、会社のブランドや魅力を高めていくことがこれからますます重要となります。
言うまでもなく、それはそのままそっくり個人にもあてはまる時代にあなたは生きている(働いている)のです。
企業と個人がより健全で対等な関係となることが、日本経済全体の最適な人材資源配分・生産性向上や新たな産業の創出につながっていくのです。
「ジョブ型雇用と採用戦略」人材確保のチャンス到来!
【企業は常に人材採用に苦労している】 人材コンサルタントの小林毅氏は言います。 本書では、人材マーケットの概要を理解し、自社で活躍する「人材の確保」を実現でき…
「1300社が導入した日本型ジョブディスクリプション」
【ジョブ型雇用は成果主義の二の舞か?生産性を上げる救世主か?】 松本順市氏は言います。 この本は、「ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用、どちらがいいのか論争」…