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「全員戦力化」戦略人材不足と組織開発力

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日本企業の難問に答える

守島基博氏は言います。

本書は、人材マネジメントや人材確保・人材活用というテーマを、組織の視点から考える書物である。

本書の基本的なアイデアは次の通りです。

人材を確保、活用し、人材によって組織の競争力を高めていくためには、組織を対象にしたマネジメントが重要である。

優秀な人材を採用、育成することは必要条件ですがそれだけでは不十分です。

活躍する舞台をきちんと整えないことには、人は活躍できず、経営への貢献も実行できないでしょう。

組織力を開発するという視点からの活動も、重要な人材マネジメントなのである。

こんな人にオススメ
  • 現場のマネージャー
  • 経営層
  • 人事部

本書の構成について

本書は全部で10章から構成されています。

  1. 人材不足と「全員戦力化」
  2. 組織力という考え方
  3. 職場に宿る組織力
  4. 従業員が働きがい・働きやすさを感じる組織
  5. 組織力としてのインクルージョン
  6. 組織力としてのミドル
  7. 変容するチーム
  8. 組織力としての公平性確保
  9. 働く人のココロをつかむ力
  10. コロナウイルス感染拡大が要請する組織と人材の革新

組織力とは

組織として持っている基盤的な強みや能力を著者は「組織力」と呼んでいます。

これは組織が持つ一種の経営資源です。

重視すべき組織力の例として次の8つがあげられています。

  1. 職場が機能する
  2. 働きがい・働きやすさを提供する
  3. ダイバーシティ・インクルージョンがある
  4. ミドルが機能する
  5. チームが機能する
  6. 働き手を尊重し、公平に扱う
  7. 働く人のエンゲージメントを高める
  8. コロナウイルスに負けない

組織力開発とは

組織力を開発し、向上させる経営活動を組織力開発と呼びます。

組織力開発は、

単なる仲間づくりやコミュニケーションの活性化を越えた、企業戦略目的を達成するために必要な組織能力・組織力を形成する活動となります。

人材を採用し、育成する、一連の活動を人材育成や能力開発と呼ぶのと同様の位置づけである。

職場に宿る組織力

組織力を考える場合に特に重要なのは、職場に宿る組織力となります。

職場は組織力を構築し、維持し、向上するための重要な「場」です。

職場がもつ組織力には次の4つがあります。

  1. 協働
  2. 育成
  3. 所属
  4. 同質化
パドー

組織は、人が活躍する場であり、ある意味、自律的に成長する舞台(構造)であるのかもしれません。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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