働き方をシフトチェンジしよう!
藤村能光氏と倉貫義人氏の共著となる本書は、お二人が現在進行形で感じている働き方の潮目に関する考察が図解とともに解説されています。
本書は、これまでの常識とされていた「働き方」を、一度立ち止まって考えてもらうことを狙いとしたものです。
これまでの一律的な働き方は次々と見直されていくことでしょう。
多様な働き方へのシフトは不可避的なのです。
- 現在の働き方に悩んでいる人
- あらためて今後のキャリアプランを検討したい方
- 就活中の学生
本書の構成について
本書は全部で5つのパートから構成されています。
- 「働く」を見直す
- リモートワークから見えるもの
- リモートワークのマネジメント
- リモートワークのコミュニケーション
会社と個人の関係性
会社にいるだけで評価される時代は終りました。
プロフェッショナルとして自立した個人がアウトプットを求められる時代がもうすでに来ています。
会社に頼るのではなく、本業で生みだした自分の市場価値をさまざまな場所に還元していかなければなりません。
「ワークライフバランス」から「ワークライフミックス」へ
コロナ禍の影響で、リモートワークが加速しています。
リモートワークが中心になると、仕事と生活の境界線はなくなっていきます。
個人のこれからの働き方では、いわば「ワークライフミックス」の状態を前提とする必要があるのではないでしょうか。
多様な環境で成長し、輝くには
1社のみでコツコツと経験を積むのではなく、会社以外の場所でたくさんの経験を積むことの方がいいという考え方の流れが強くなってきています。
変化の激しい時代に求められるのは、、むしろ刻一刻と変化するビジネスの環境や速度に合わせながら、その時々に必要なキャリアを開拓していくことではないかと思います。
管理されなければ働かない人にはならない
新しい働き方において大切なのが「セルフマネジメント」や「自立」という概念です。
自分にとって幸せな働き方と生き方を模索し続けよう
誰もが納得できる「人生や働き方の正解」はありません。
そのようなものは、かつてもなかったはずですが、「あった」ような気が、ある時代の人々の間にどういうわけか共有されていただけなのでしょう。
答えは自分で見つけるしかないのです。
どういう人生にするか、そのためにどんな働き方を目指すのかの答えは、自分の内側にしかありません。
自分で自分をマネジメントする力が問われています。
自分が信じる価値観にウソをついてはいけない時代にあなたは仕事をし、生きているのです。