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「戦略総務」ピンチをチャンスに変える実践ハンドブック

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リモートワークありきの世界で経営の軸を作る

働き方改革とコロナ禍を経て、我々の社会は大きく変化しつつある。この変化を格好のジャンピングボードとして、我々総務も大きく変化できるはずであるし、ここで変化しなくてはならない。ピンチをチャンスにすることで、会社になくてはならない総務、「戦略総務」に進化するのだ。

コロナ禍の影響により、変化せざるを得ない立場に多くの企業が立たされています。

問題はその先です。

変化を好機と捉え、さらなる変化を自ら求めるのであるのか否か。

自らを変えることで、社内に変革を起こせる部署こそが総務であるとあなた自身は気づいているのでしょうか。

こんな人にオススメ
  • 総務部員
  • 経営層

本書の構成について

本書は全部で7章から構成されています。

  1. 今、総務がするべきこと
  2. オフィスをめぐる戦略と実践
  3. ピンチをチャンスに変えるDX
  4. リモートワークとコミュニケーション
  5. 健康管理の戦略と実践
  6. 新しい時代の教育・研修
  7. リスク管理の戦略と実践
パドー

二部構成となっており、第二部では「今、総務があるべき姿」について対談がなされています。

戦略総務とは

戦略総務とは、会社の長期的な戦略に積極的に関与し、会社を変える総務を指します。

これからの時代、クリエイティブな仕事を積極的に行うべき部署であるべきなのです。

総務がなぜ戦略化されうるのかについての理由は、総務という部署には次の3つの強みがあるからだと著者は主張します。

  1. 社内の情報を最も多くもっている
  2. 大きな予算を管理している
  3. 全社に影響を与える業務内容をもっている

業務を効率化する

既存業務の効率化の第一歩は、全業務の可視化です。

見えないものは測れないし、改善のしようがありません。

可視化によって、改善点が浮き彫りになれば、次の3つの観点から改善の検討をしましょう。

  1. やめる
  2. 減らす
  3. 変える

コミュニケーションの4原則

次の通りです。

  1. コミュニケーションは知覚である
  2. コミュニケーションは期待である
  3. コミュニケーションは要求である
  4. コミュニケーションは情報ではない

コミュニケーションは知覚である

送り手が伝えたと思っていてもそれだけではなんの意味もありません。

コミュニケーションを成立させるのは受け手なのです。

コミュニケーションは期待である

受け手は、期待の範囲外のメッセージを受け取る(知覚する)ことは困難なのです。

コミュニケーションは要求である

コミュニケーションとは相手に何かを要求する行為であることを念頭に置かなければなりません。

コミュニケーションは情報ではない

コミュニケーションとは基本的に人間的なものです。

コミュニケーションは単なる情報伝達ではないのです。

幸福感が生産性・創造性を高める

幸福だと感じる従業員は、そう感じていない従業員よりも生産性や売り上げ、創造性が高いことが知られています。

従業員の幸福感を高めるために経営ができること(目指すべきもの)が次の4つとなります。

  1. 存在意義
  2. 自分らしさ
  3. 関係性
  4. 心身の健康

存在意義

会社がなんのために存在しているのかと、従業員がやりたいことが一致することを目指しましょう。

自分らしさ

自分の強みを発揮して自由に仕事をすることを目指しましょう。

関係性

同僚・上司との良好な関係を目指しましょう。

心身の健康

最も基本的な要素は各人の心身の健康であることを良く理解しましょう。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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