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「amazonの絶対思考」常に普通という基準を作り変える

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アマゾンジャパン元経営会議メンバーである星健一氏は本書について次のように語ります。

アマゾンジャパンの中で学び、実践してきたリーダーシップスタイル、具体的なビジネス手法、仕事を進め事業拡大し同時に顧客満足を高めていくための大切なツール、そして事例について主観的な立場から幅広く、丁寧に解き明かすものである。

著者が特に注目し、意識したことは、アマゾンの「普通の基準」が他の企業の「基準」とは大きく異なっていることでした。

そのアマゾンの「普通の基準」を、本書ではアマゾンの「絶対思考」と呼ぶ。

本書を手にっとみれば一目瞭然となりますが、あなたにとって当たり前のことばかりがそこには書かれているはずです。

しかし、その当たり前のことこそが、実際にアマゾンが実践していることである。今の日本で、当たり前のことをやっている会社がどれだけあるだろうか。

平凡なことを非凡なまでにやり続けることが真の非凡であるの典型といえます。

もちろん、

アマゾンのやっていることの全てがあなたにとって正しいわけではありません。

しかしながら、

多くの気づきを本書は与えてくれるでしょう。

とりあえず手に取ってみて、これは採用、これは不採用と吟味してみてはいかがでしょうか?

こんな人にオススメ

  • 中間管理職
  • 若きビジネスパーソン
  • 悩める経営層

本書の構成について

本書は全部で7章から構成されています。

  1. 「アマゾン」を数値で徹底分析
  2. ジェフ・ベソスの考える「普通の基準」とは
  3. シンプルすぎるビジネスモデルを回す
  4. アマゾンのストロングポイント
  5. アマゾニアンの「常識」と「人材育成」
  6. 「still Day One」ー「常に一日目」の精神
  7. アマゾンの秘密主義と課題

アマゾンの普通の基準

次の4つから構成されています。

普通の基準

  • データをとことん分析する
  • 機会・好機を探し出す
  • システムや仕組みのイノベーションにより自動化・効率化を進める
  • スケーラビリティを求める(大規模にしてもコストが規模に比例して増えないようにする)

リーダーシップ・プリンシプルとは

世界規模で事業展開するアマゾンは、企業としてのベクトルとカルチャーを共有し、維持していくための「コア」となる規範を持っています。

その規範こそが「リーダーシップ・プリンシプル」、通称、OLPと呼ばれるものです。

全部で14項目あります。

  1. Customer Obsession
  2. Ownership
  3. Invent and Simplify
  4. Are Right,A Lot
  5. Learn and Be Curious
  6. Hire and Develop The Best
  7. Insist on the Highest Standards
  8. Think Big
  9. Bias for Action
  10. Frugality
  11. Earn Trust
  12. Dive Deep
  13. Have Backbone;Disagree and Commit
  14. Deliver Results

行動規範とはいえ、14項目にはシンプルなワードが並んでいる。アマゾンジャパンでは英語のまま理解するように求め、社員に向けて翻訳はしていない。

これらの項目を著者は次のように解説してくれます。

  1. 顧客中心の判断基準は妥協するな
  2. それは私の仕事ではありませんは禁句
  3. 常に創造性とシンプルさを求める
  4. 多くのことに正しい判断を下す
  5. 常に学び、好奇心をもつこと
  6. 最高の採用と人材開発を求む
  7. 最高水準を積み上げろ
  8. 大きな視野で物事を考えろ
  9. ビジネスにはスピードが重要
  10. 経費節減ではない倹約の精神
  11. 真摯で毅然とした賢明なリーダーの規範
  12. これ、ちゃんと深堀した?
  13. 敬意をもって異議を唱えること
  14. アマゾニアンは結果を出せ

アマゾンがこだわるイノベーション

イノベーションの定義はつぎの3つです。

イノベーションとは

  • 常に、普通という基準を作り変える
  • 常に、お客様の期待や要望を上回る
  • 常に、長期性に重点を置く

アマゾンが発表した当時は常識を超えたサービスだったものが「今では当たり前のサービスになっている」は決して少なくありません。

顧客中心主義

今日、

ほとんどすべての企業が顧客中心主義を大なり小なり謳っています。

けれども、

非常識なまでに、破壊的なまでに、顧客の満足を追求する企業は現在のところ、アマゾンをおいて他にはなさそうです。

「顧客のためでも不可能だ」が普通の企業の「普通の基準」であるのならば、

アマゾンは、 顧客のために不可能を可能にするのが「普通の基準」であるという顧客中心主義という絶対思考を展開します。

多くの企業人にとって当たり前であり、よくわかっていることを、極限まで徹底できるかできないかの大競争時代においてあなたは戦っているのです。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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