まずは、基礎を固めることから
社会人になったばかりで、不安になることが多いと思います。
やったことがないことばかりだから
はじめから上手な人はだれもいません。
あせらず、基礎をひとつづつ固めていきましょう。
あなたの基礎力を構築するための4冊を以下にご紹介します。
報告・連絡・相談の習慣が面白いほど身につく本
一度は聞いたことがあると思います。
ホウレンソウ。
報告・連絡・相談の略語です。
簡単にいうとホウレンソウのポイントは次の3つです。
- 誰にするのか?
- どのタイミングでするのか?
- どの程度の内容で伝えるのか?
この3点を中心に、個別具体的にかゆいところに手が届くレベルで説明されています。
通読して終わりではなく、失敗したなと思うたびにページを開くと効果大となります。
会社の数字を読みこなすための基本とルール
数字は世界共通のビジネス言語です。
国や文化を超えて、数字は説得力を持ちます。
数字で説明できるようになれば、大きな武器を手に入れたことと同義となります。
会社において数字を見ない日はないでしょう。
一刻も早く、数字に対する抵抗感をなくしましょう。
そのためには、ビジネスを構成する代表的な数字の意味を知ることからはじめなければなりません。
仕事のための12の基礎力
生涯に亘って納得できるキャリア形成のための仕事をする能力について、段階的に書かれています。
ある意味、定年まで使用できる書籍です。
新入社員のあなたにこの本を推薦するのは、
キャリア形成とはゴールを見据えながらなされなければ、あまり意味がない類のものだからです。
10年以上前に書かれた本ですが、
本質を考察されているので、今現在手に取られても、全く色あせることはない内容となっています。
この1冊ですべてわかる会計の基本
経理配属じゃないし、関係ないかな
たとえそうであっても、ビジネスマンとして数字と無縁のまま業務を遂行することはできないはずです。
新入社員のこの時期だからこそ、会計の基本を学ぶべきなのです。
そうすれば、会社の仕組み、つまり自社や取引先の全体像がより鮮明になってくるはずです。
新たな視点の獲得という意味合いから、是非取り組んでみてください。
さあ、始めましょう
新入社員の時代は、覚えなければ、慣れなければならないことが、山ほどあります。
と同時に、
今すぐにやらなければならない仕事がそんなに多くあるわけではないので、時間的余裕もあるはずです。
帰宅後、もしくは休日には大いに基礎力を構築してみてはいかがでしょうか。