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「外資の流儀」あなたが変わらないとあなたも会社も生き残れない

外資で当たり前に行われているシステム(そのエッセンス)がこれからの日本企業のスタンダードになっていく

外資の流儀 生き残る会社の秘密 (講談社現代新書)

(4.0)

著者の中澤一雄氏は、名だたる外資系企業をわたり歩き45年間もの間、第一線で活躍された世界のスタンダードを知り尽くしたビジネスパーソンです。

本書は、外資では当たり前のように行われているそのシステムのエッセンスを、私なりにまとめた8つの「勝利の方程式」がどのようなものであるかを述べたものです。

8つの「勝利の方程式」とは、

  1. 職位別の職務内容と仕事の領域の確定
  2. 期初前に個人目標を設定
  3. 期末の成果重視による人事評価
  4. 業務改善と退職勧奨
  5. 後継者育成計画
  6. 外資流のリストラクチャリング
  7. 5年戦略計画
  8. 年間遂行計画
パドー
世界中で勝ち続けているアメリカ企業においては、当たり前に実践されているのがこの8つの方程式なのです

「勝利の方程式」を経営手法に採り入れない限り、日本企業の生産性は欧米企業の後塵を拝したままとなります。

好むと好まざるとにかかわらず、近い将来、日本の企業は必ず「外資型」に変わっていくでしょう。

若手男子
どうして?

 

なぜなら、外資型に変わらなければ生産性が低いままで生き残れないからです。

本書は、だから日本企業はダメなんだという定型的な外資称賛の書ではありません。

そうではなく、

著者の次のようなメッセージを発信します。

元気のないように見える昨今の日本企業は、経営を外資型に変えていけば、まだまだ世界でトップに立てる

パドー
改善のための具体的なアクションを日本企業に提示するビジネス本なのです
こんな人にオススメ
  • 生産性向上に悩むマネージャー
  • 視野を広げたい若きビジネスパーソン
  • より効率的な組織運営を検討している人事マン

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本書の構成

前半と後半に大きく分かれます。

  • 前半(1から4章)は著者の外資での経験談
  • 後半(5から8章)は勝利の方程式のポイント解説

手っ取り早く5章から読み始めるという手もありますが、できれば最初からじっくり読まれることをお勧めします。

パドー
なぜなら、豊富なエピソードそれ自体が純粋に興味深いからです

第1章 効率の国アメリカ

第2章 外資に飛び込む

第3章 アメリカは日本の30年先を進んでいた

第4章 外資の高い効率と生産性

第5章 日本の生産性を落としているものの正体

第6章 外資系企業の核心「勝利の方程式」

第7章 今後日本に押し寄せる効率化と生産性向上の波

第8章 戦略的転職のすすめ

本書をこのような構成にしたのは、読者の皆さんにまずは効率性、生産性の高いアメリカとアメリカ企業の現実を直視し、皆さんが所属する日本企業の問題点を認識していただきたいからです。

その認識が共有できたのちに、中澤さんはあなたにいずれかの選択を促すことでしょう。

  1. 皆さんがお勤めの企業の「仕組み」を変えるのか
  2. それとも「働く場所」を変えるのか
パドー
ただ単に読むだけじゃ、もったいない

重要生き残るためにアクションするかしないかは、あなた次第です。

勝利の方程式とは

これから実力主義を採り入れない従来型の日本企業は必ず淘汰される時代が来ます。ならば、来たるその時代に備えて心の準備をしておくべきではないでしょうか?

方程式をもう一度、見てみましょう。

  1. 職位別の職務内容と仕事の領域の確定
  2. 期初前に個人目標を設定
  3. 期末の成果重視による人事評価
  4. 業務改善と退職勧奨
  5. 後継者育成計画
  6. 外資流のリストラクチャリング
  7. 5年戦略計画
  8. 年間遂行計画

ここからわかることは、外資がいかに人事を重要視しているかということです。

やる気にさせるために、人事制度の合理性が極限まで徹底されています。

一方、日本企業は「従業員を安い給料で長時間働かせる」というマインドが染みついているように見えます。ここで紹介した外資「勝利の方程式」に従い、生産性を上げることに応じて給料を上げるマインドに変化しなければならないと思います。

中澤さんのモットー

外資の一線で活躍されてきた著者のモットーは次のとおりとなります。

  • 社内外に敵を作らないこと
  • 評論家にならないこと
  • 人間は失敗して成長すること
  • 成果は行動に比例すること
  • 常に頭は低く、アンテナは高くすること

あなたが今よりももっと、

心理的にも金銭的にもステップアップしたいのならば、覚えておいて損のない金言です。

これから先、効率性や生産性というキーワードはおそらくあなたが働く上で、ますます前景化してくるでしょう。

日本企業もあなたも「闘える身体」に体質改善しなければなりません。

パドー
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