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より幸せなマッチングを実現するために
曽和利光氏は言います。
私個人の経験則や独自論でなく、すでに広い体系が築かれている心理学や組織論にもとづき、「面接」というものを考え、論じてみたつもりです。
面接に関する実際的な手法や考え方が惜しみなく書かれています。
パドー
採用する側もされる側も本書を通じて多くのものを学ぶことができるはずです。
こんな人にオススメ
- 就活生
- 採用担当
本書の構成について
本書は全部で4章から構成されています。
- 面接で、学生を口説けていますか?
- 優秀層を見抜く採用選考
- 優秀層を口説く極意
- 採用の成否をわける、内定の出し方
理論を身につけよう
人事や採用は、心理学や組織論等の行動科学の応用分野のひとつであると言えます。
理論という武器を持って、自信を持って学生を口説く必要が人事にはあります。
以下の5冊は著者が是非とも読んでほしいと推奨している参考文献となります。
どれも、人事に携わる方のすべてに読んでいただきたい本です。
ネットワーク組織論
組織戦略の考え方
組織デザイン
10年後に食える仕事、食えない仕事
心理学
面接のステージごとの役割
各選考段階には目的があります。
STEP
初期選考
情報収集と能力のみをジャッジする
STEP
中期選考
パーソナリティと決断のタイプを把握する
STEP
最終選考
口説くためにある
それは、具体的な誰かをベンチマークとして、相対的な比較をすることがもっとも効果があり、逆に言えばそれによってしか適切な相対感を持った測定はできないと考えます。
好きだから入社するまでのメカニズム
STEP
自己開示
採用担当者が入社動機等を語るタイミングで深い自己開示を行う
STEP
情報収集
学生も深いレベルでの自分の話をしてくれるようになる
STEP
共感的理解
深いレベルまで知った上で、学生に対して共感的理解、好意、高評価を示す
STEP
愛着醸成
自分を理解してくれた相手に対して、返報的に愛着を感じる
STEP
説得受入
愛着を感じている相手からの説得を受け入れやすい状態になり、内定を受諾する
「三井物産が変える人材採用」採用変革への挑戦と創造
【採用の当たり前を疑う】 本書では、当社の人事総務部が中心となって取り組んだ採用変革を一つの事例として、日本企業全体の新卒採用における習慣、ひいては人生100年…
「営業職採用の基本」即戦力人材を見極める
【今日から使える営業管理職必携の1冊!】 清島雅晃氏は言います。 本書では、「営業力」とは何かを紐解き、現場をあずかる営業管理職の方々が実際に、採用を軸に「今日…