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「職場の「感情」論」チーム力の高い職場を考える

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凍った職場と温かな職場を分けるのは何か?

相原孝夫氏は言います。

ダイバーシティの進展により、職場の人材は多様化し、一人ひとりの思いや感情を把握することのハードルは上がった。それゆえ、感情がないがしろにされ、人と人とのつながりが分断され、職場力が衰退するような事態があちこちで起こっている。

コロナ禍でのリモートワークの増加に伴い、メンバーの感情を把握することのハードルはますます上がりました。

パドー

一層のマネジメント力の強化をすべての管理職が求められる時代であることを今まで以上に強く認識しましょう。

こんな人にオススメ
  • マネージャー
  • チームメンバー
  • 人事部

本書の構成について

本書は全部で8つのパートから構成されています。

  1. なぜ、「職場の感情」がますます重要になるのか
  2. リモートワークで浮き彫りになる職場の問題
  3. ないがしろにされる職場の感情
  4. ネガティブな感情が支配する職場
  5. ポジティブな感情に満たされている職場
  6. 働く人の感情を左右する5つの要素
  7. 個の感情をめぐる3つのパラドックス
  8. 理想的な職場の「感情」論

リモートワークの最悪のシナリオ

  • 在宅での勤務で社員がサボるかもしれないと会社が考え、監視を強化する
  • それにより社員はストレスを蓄積させ、同僚同士の関係もぎくしゃくしていく
  • やがてメンタルに支障をきたしたり、離職に走ったりするようになる
  • マネージャーも負担が重なり、疲弊していく

リモートワークの最良のシナリオ

  • 各人の役割や成果が明確に定められている
  • 進め方については当人に委ねられている
  • 社員は自律的に仕事をする
  • マネージャーは適宜必要なサポートを行う

有害な職場特有の症状

代表的なものに次の5つがあげられます。

  1. 会議での発言が少ない
  2. 働いている人々に活気がない
  3. 長く勤めている従業員がいない
  4. 職場の人が互いに批判し合い、悪い噂話がたくさんある
  5. 私生活での精神状態が変化する

働く人の感情を左右する5つの要素

  1. 企業ブランド(自尊心を決めるもの)
  2. 組織風土(居心地を左右するもの)
  3. 仕事内容(役立ち感とやらされ感の壁は厚い)
  4. リーダー(理想の上司のスタイルを模索する)
  5. 同僚(人間関係の基盤にあるもの)

感情面から見た職場

感情面から見た最悪の職場とは、

頑張ったものがバカを見る職場です。

頑張っても報われないのであれば、まともな人間が去り、頑張らないものの吹き溜まりと職場は化します。

感情面から見た理想の職場とは、

一緒に働く仲間のために頑張る職場です。

個人の成果や処遇の先に、個々人が意義や意味を見出せる職場はどこまでも強いに違いありません。

自分以外の誰かのために頑張る時にこそ、本来以上の力が出るのだと思った。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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