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「現場で使える問題解決・業務改善の基本」とは

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業務改善によって負の連鎖を断ち切ろう

中小企業診断士の小倉仁志氏は言います。

「改善なくして維持なし」、あるいは「改善なくして進歩なし」。

本書は、物語形式による事例を交えながら、職場における問題解決や業務改善の手法が解説されています。

改善の最終的な目的とは何でしょうか?

著者は言います。

それは自分の仕事の質を向上させることであり、自分自身の能力(創造力、思考力、実行力)の最大化でもある。

こんな人にオススメ
  • 職場環境の改善を試みているマネージャー
  • 業務改善に悩むマネージャー

本書の構成について

本書は全部で9章から構成されています。

  1. 業務改善の進め方
  2. 「何が問題?なんで問題?」を突き詰める
  3. 問題点が浮き彫りになる指標を定める
  4. データ収集とグラフの勘所
  5. 問題のとらえ方、表現の仕方が的確な改善を導く
  6. 改善につながる情報収集の勘所
  7. 正しく改善するための極意
  8. 業務の全体像から問題を明らかにする
  9. 職場の全業務を俯瞰して改善につなげる

改善の真意とは

次の3つがあげられます。

  1. ある目的に沿ってできるだけ金をかけずに仕事のやり方を変えること
  2. いきなり大きなところから手をつけるのではなく、できるところから進める
  3. 「できない」ではなく、「できるようにする」ための工夫をすること

改善とは、文字通り、悪いところを改めて善くすることです。

何かを変えることが大前提なのですが、何かを変えることで終わりでは決してありません。

業務改善の2つの進め方

改善の進め方は大別して2つあります。

  1. 個別に進めるやり方
  2. 職場全体で進めるやり方

できれば同時並行的に進めることが望ましいでしょう。

点から線へ、そして線から面へ、業務改善を進めていき、職場の業務全体を変革していく。

正しく改善するための極意とは

主なものとして、次の5つがあげられます。

  1. 目的や方針を立ててから改善に取り組む
  2. 改善の真髄は「いつでも誰でも確実にできる」こと
  3. 「違い」のなかの「違い」を見つける
  4. バラツキに着目し、改善を進める
  5. 改善の究極は「しない」と「手間がかからない」

目的や方針を立ててから改善に取り組む

目的が変われば最終結果も変わります。

目的は解釈がぶれないように具体的に示しましょう。

改善の真髄は「いつでも誰でも確実にできる」こと

どんなときでも、誰がやったとしても、確実にできることが肝心です。

「違い」のなかの「違い」を見つける

違いを元にして、広い視野から傾向(パターン)を絞り込んでいきましょう。

バラツキに着目し、改善を進める

するしないのバラツキ。順序のバラツキ。判断のバラツキに注目しましょう。

改善の究極は「しない」と「手間がかからない」

「しない」と「手間がかからない」の視点から業務を再検討しましょう。

問題点を明らかにする

次の4つのポイントから問題の全体像を明らかにしていくべきです。

  1. 時間のかかっている工程を明らかにする
  2. 業務の滞留個所を明らかにする
  3. 書類の流し方や伝達手段の問題を明らかにする
  4. 指示・報告・承認の問題を明らかにする
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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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