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実践フェーズに突入した!
野村直之氏は言います。
これからのAI時代に人間が人間らしく働きながら、社会全体の幸福度を高めていきたい。そのために多くの方の共感やコンセンサスを得たい。
ひとつの人格を完全に置き換えられるAIやロボットが出現することは当面ないと著者は断言します。
その考えに従い、今のAIはすべて道具であると言い切ります。
パドー
道具である限りは、あなたの働き方をもっと有意義なものにするために大いに利用しましょう。
こんな人にオススメ
- 経営層
- 管理部門
- AIに関心のある方
本書の構成について
本書は全部で6章から構成されています。
- 今のAIで何ができるか/できないのか
- 深層学習活用の基本的な流れ
- 目標精度評価・活用の実際
- 具体例で見るAI導入の実際
- AI導入を支える人材が持つべきスキル
- AIの産業応用で今後留意すべきこと
今のAIのできるできないのポイント
- 今のAIは全て道具だと捉える
- 「強いAI」の誕生は今世紀中は無理
- 深層学習の特質を理解し、実用化に挑むべきである
深層学習活用に関するポイント
- 精度評価に適合率・再現率という2つの指標を利用
- 精度評価の実験は難しくない
- 質・量ともに優れた正解データを用意できるかが鍵
目標精度評価・活用に関するポイント
- 目標精度評価の進め方は応用分野や課題により異なる
- 実務フローを構想する際は「取り違え行列」の活用が有効
- AIに誤りはつきもの、それを理由に排除するのは不毛
AI導入を支える人材が持つべきスキルとは
- AI時代に必要なのはシャーロックホームズの思考力
- 開発作業の中心は正解データの整備になる
- 目指すは「知識労働」でなく「知能労働」を担う人材
AIの産業応用で今後留意すべきこととは
- データと対話し続ける姿勢が大切
- 日本はAI導入の「伸びしろ」が大きい
- 汎用人工知能が出たとしても、AIは道具として使う
「AI時代に自分の才能を伸ばすということ」人間の可能性
【AIよりも人間に得意なこととはなにか?】 脳神経科学者の大黒達也氏は言います。 本書のテーマは、「自分の才能を伸ばす」です。 ここで取り上げられるのは、「評価さ…
「AIに振り回される社長 したたかに使う社長」の違い
【テクノロジーを使いこなす企業体質に変わるしかない】 NIコンサルティングの長尾一洋氏は言います。 本書は、テクノロジーの進化が避けて通れないなら、それに振り回…