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アフターコロナの働き方を考える上で必須の教養がここに
石角友愛氏は言います。
本書では、AI人材としての役割や職種ごとに「どんなスキルが必要とされるか」、「どういうエクササイズをするのがいいか」についても解説していきたい。
どんな仕事に就いている人でも、AIとの関わりをまったく持たずに生きていくことは考えにくくなってきています。
パドー
データを使える側に一刻も早くあなたも行くべきなのです。
AIをツールとして上手く利用できたなら、これまで想像できなかったフィールでの活躍が期待できるはずです。
こんな人にオススメ
- 能力アップを図りたい方
- 生産性を高めたい方
- 転職を考えている方
本書の構成について
本書は全部で6つのパートから構成されています。
- ニューノーマルとこれからのAIビジネス
- 今の職場や業種でキャリアアップする「AIシナジスト」
- AI人材に求められるスキルとエクササイズ
- データサイエンティスト、AIビジネスデザイナーになる
- ゼロからの「転向」に成功した人たち
- 非IT企業にいる人たちのキャリアデザイン
キャリアデザインのトリレンマ
個人が仕事を選択する際には、いままで次の3つのなかでの葛藤があったはずです。
- どの地域に住むのか
- どの業界で働くのか
- どの職種に就くのか
トリレンマとは、3つの選択肢のなかで板挟みになっている状態を指す。2つの場合はジレンマ。
これからの時代は、3つ目の要素が次のように変わります。
- どの地域に住むのか
- どの業界で働くのか
- どのようなライフスタイルを実践したいのか
パドー
何を優先するのかによって目指すべきところは、ますます大きく違ってくるのでしょう。
AIシナジストとは
著者の造語です。
AIを使って主業務でのシナジー(相乗効果)を生み出す人という意味を指します。
自分のいる職場(営業、製造、人事など)でAI導入の戦略を練りプロジェクトを社内で推進する人、AIを活用して、成果をあげられる人材を「AIシナジスト」と呼びたいと思う。
獲得しておくべき6つの思考回路
AIシナジストを目指すためには、次の6つの思考回路が求められます。
- ユーザー思考
- プロダクト思考
- 起業家思考
- プラットフォーム思考
- 転換思考
- オートメーション思考
まったく違う業界で生まれたプロダクトに関心を持ち、自分たちの業界で応用できないかと考えてこそ「新しい成果」につなげられる。
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