普通のビジネスパーソンが知りたいテレワークのすべて
本書はフリーライターの田口和裕氏と森嶋良子氏の共著となります。
田口氏は言います。
この本は、最近テレワークをはじめた方やテレワークの導入を検討している方に向け、テレワークについての基本的な知識、テレワークに必要なハードやソフト、テレワークを行う際のさまざまなノウハウなどが6章+付録に分類されて書かれています。
付録とは、テレワークを行う際に利用しているアプリ・サービスのご紹介となっています。有名どころから知って得するまでの17のサービスとなっています。
- 最近テレワークをはじめた方
- テレワークの導入を検討している人事部
- テレワークの生産性を上げたい方
本書の構成について
本書は全部で7つのパートから構成されています。
- テレワークとはなにか?
- テレワークのメリット・デメリット
- テレワークのルールを決める
- テレワーク実践者の本音
- 情報管理や安全対策
- 生産性・モチベーションを保つ
- 便利ツールの活用法
従業員にとってのメリット・デメリット
通勤時間に関する
時間に関する
コミュニケーションに関する
仕事のやり方に関する
仕事環境と設備に関する
仕事に集中するためのポイント
次の3つをあらかじめ決めて、日々遵守することが大事です。
- 1日の細かい時間割を作る
- 休憩時間にやることをあらかじめ決めておく
- 返事を後回しにしない
ただし、ルールが完全に守れなかったとしても、あまり自分を責めないように。仕事にはイレギュラーもつきものです。
仕事モードに切り替える方法とは
自宅では、なかなか仕事をする気持ちに切り替えられないものです。
そのために、次の4つの切り替え方法を試してみてはどうでしょうか?
- 着替える・身なりを整える
- 仕事する環境に移動する
- 体を動かす
- においや味で条件づける
着替える・身なりを整える
プライベート空間であるからこそ、きちんとした格好で仕事をすることは身が引き締まるはずです。
男性なら髭をそる、女性なら化粧することで、気持ちの切り替えができるでしょう。
仕事する環境に移動する
仕事部屋があればいいですが、そうでなくても、仕切りなどを利用して、専用スペースを確保することは効果的です。
体を動かす
出勤の代わりに、まずはウォーキングや体操をするなどの軽い運動をすることは、仕事モードへの導入としては最適でしょう。
掃除や洗濯をするなどもいいかもしれません。
においや味で条件づける
コーヒーを淹れるやアロマを焚くなども、切り替えには有効であると思われます。
そこでおすすめなのが、いままで職場でやっていたのと同じような状況を作り出すこと。音や匂いなど、五感に訴えかけることも効果的です。