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頼みごとをするときも、謝るときも、雑談も言い方ひとつでうまくいく
五百田達成氏は言います。
この本では、ビジネスの現場で必要となるコミュニケーションのうち、基本中の基本に絞って、わかりやすくそのコツを解説しました。
おそらく、周りの人からきちんと教わったことのない具体的なコツばかりであると思われます。
最低限これだけ押さえておけば、円滑に周囲の人間と仕事をすすめることができるはずでしょう。
ビジネスコミュニケーションの基本とは
- 頼みごとをするときに大切なのは、相手がだれであってもストレートかつフェアな言い方を心がけるということ。
- 相手からの頼みごとを断るときの基本は、「お礼」「引き受けられない理由」「申し訳なさ」「明るさ」の4つの要素を盛り込むこと。
- 自分の意見を通したいときには、まず相手の意見を肯定的に受け止めるというのが鉄則。
- 謝るときには、話の順番と伝え方に細心の注意を払いましょう。
- 相手を褒めるときには、ストレートかつ「変化」に言及すると褒め上手に近づきます。
- 叱るときには、まず感情的にならないようにすることが大切です。
- 雑談する時のポイントは、おもしろい話をする必要はないということ。
みなさんの豊かな人間関係と充実した仕事ぶりを、心から祈っています!
こんな人にオススメ
- 新入社員
- 仕事がいまいちな若手社員
- 人事部
本書の構成について
本書は全部で8章から構成されています。
- 仕事の味方は「言い方ひとつ」で手に入る
- ものを頼むときには、ストレートかつフェアな言い方で
- 断るときには、先にやる気を見せておくと角が立たない
- 自分の意見を通したいときは、まずは相手の意見を肯定する
- 謝るときには、話の順番と伝え方に細心の注意を払う
- 雑談は、おもしろいことを言おうとしなくてもいい
- ビジネスコミュニケーションの基本を総まとめ!
コミュニケーションの大前提
より良いコミュニケーションを実現するためには、常に次の3つを忘れないようにしましょう。
- コミュニケーションは「相手がどう思ったか」がすべて
- 相手の心の動きを理解して、最も効果的な「言葉づかい」を心がけることが大切
- 場面に応じた適切な物言いができるようになれば、おのずと味方は増える
頼みごとをするときの注意点とは
用件を依頼する場合は、次の3点に特に気を付けましょう。
- 頼みごとをするときは、相手がだれであってもストレートかつフェアな言い方を心がける
- お願いしたいという「気持ち」と、何をお願いしたいのかという「事実」の両方をバランスよく伝える
- ビジネスコミュニケーションにおいて、「察して」は禁止
謝らなくてはいけないシーンで押さえておくべきこととは
謝ざるをえないシチュエーションに出くわしたときは次の3点に気を付けてください。
- まず最初に謝罪の気持ちを伝え、相手がトーンダウンしたところで経緯と今後の対処を伝える
- 謝り方には「事実ベース」と「気持ちベース」の2パターンがある。相手のタイプによって使い分ける。
- 謝るときの連絡手段はSNSやメールよりも電話がベター。ときには「気持ちをおおげさに伝えるポーズ」も必要
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