仕事・職業・労働なんでもいい。働くことについて考えてみましょう
橘玲氏の「幸福の資本論」を読みました。
そのなかで仕事観について言及されている箇所がありましたので、以下、それに触発されて考えたことを書きます。
「幸福の資本論」は豊潤な内容の書物なので、別の機会にブログに書く予定です。
仕事観について
世の中の働き手は自らが従事している仕事に対して次の3つの価値観を持っています。
- 労働
- キャリア
- 天職
充実感をもって寝食を忘れ取り組む者もいれば、金のためと割り切って働くひともいます。
あなたはどうなんでしょうか。
それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。
労働という見方
単なる生活の糧を得るための手段となります。
なので、できるだけ「おいしい仕事」が望ましいとだれもが考えます。
労少なく益のいい、割の良い仕事を探し求めているのです。
時間が来れば、途中だろうがなんだろうがハイおしまいです。
生活第一。
ワークライフバランスにおいて、ライフしか見ていない人に多い考え方です。
仕事には何も求めておらず、むしろ苦痛なだけなのでしょう。
キャリアという捉え方
労務を提供することにより金銭的報酬を得ることは大前提です。
しかしながら、それだけではありません。
仕事を通じて、自己実現・自己成長をできれば成し遂げたいと思っています。
ゆえに、「やりがい」があるかないかは最重要項目の一つとなります。
働く人の半数以上がこのような仕事観を持って業務に従事しています。
天職として受け入れている
もはや仕事をするしないの域を超えています。
運命的な出会いもしくはなるべくしてなるのレベルです。
そこには辛い苦しいも喜びも悲しみも一切合切あるのですが、実のところそのような感情の起伏は問題ではありません。
仕事と人生が切り分けられない、選ばれし人たちの領域。
どうとらえるのかはあなた次第です。先に行って変わってくるかもしれません。
わたしの労働観は「キャリア」です。
労働と言い切るには思い入れが強いですし、天職とは口が裂けても言えません。
一日の三分の一以上を費やす時間がただお金を得るためだけでは、やはり悲しすぎます。
仕事を通じてしか得られない喜びはどんな仕事にもあるはずです。
自分以外の人間と協働することではじめて味わえる喜びを知らないのは、やはりもったいない。
人生をカラフルにするために、働くこととどう向き合うかはとても重要なことなのです。
どうとらえるのかは、あなた次第。