タップできる目次
ビジネスシーンで「ものを見ることの難しさ」を痛感したことがないですか?
視点が凡庸
視野が狭い
視座を高く持って
などなど。
上司から言われたことがあなたも一度くらいあると思います。
本日は、ビジネスシーンでよく耳にするこれらの言葉について、今一度整理したいと考えます。
ぜひ、明日からの仕事にお役立てください。
要するにどういうこと
視点・視野・視座とはなにか?
簡潔に言いますと、
- 視点とは、どこを見ているのか?
- 視野とは、どこまで見ているのか?
- 視座とは、どこから見ているのか?
大事なのは、
- 視点で大事なのは、フォーカスするポイント
- 視野で大事なのは、見渡す範囲
- 視座で大事なのは、遠近感、すなわち対象との距離(立場・役目役割)
ここを確実に押さえましょう。
あなたが面接官であったならば・・・
具体例でご説明します。
あなたは面接官です。
集団面接なので、3人の学生が前に座っているとしましょう。
視点的に見るのならば、
あなたは、今答えている学生の目を見ているでしょうか。それとも口元?
視野的に見るのならば、
あなたは、今質問をしている学生の顔を、それとも上半身を、もしくは3人全体を見ていますか?
視座的に見るならば、
あなたは、人事スタッフとして、人事部長として、役員として面接に臨んでいるのでしょうか?
そう、まるで違います。
- 視点とは、どこを見ているのか?
- 視野とは、どこまで見ているのか?
- 視座とは、どこから見ているのか?
視座だけが違う
先程の具体例でもうおわかりかと思います。
視座だけが、残りの2つとどうやら性格を異にしているようです。
- 視点と視野は「洞察力」が問われています。
- 視座では「構想力」が問われているのです。
ゆえに、
視点・視野・視座と一括りにして語られますが、その中身はずいぶんと違うのです。
視座を意識してください。
そうすれば「景色」が違って見えてきます。
キャリアに応じて力点を変える
ビジネスパーソンにとって、視点・視野・視座の獲得は必須です。
が、そのキャリアに応じて求められるものも違ってきます。
- 20代は視点のユニークさで勝負
- 30代は視野の広さで勝負
- 40代以降は視座の違いで勝負
となります。
ビジネスシーンにおいて、
人は見ているようで見えていません。
都度都度、視点・視野・視座を自ら確認する余裕を持ちたいものです。
あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法を知ってますか
【もしかしてプロセス改善をあきらめていませんか?】 あなたは普段から、なんとか仕事を早く終わらせたいと思っていませんか? できるだけ早く毎日定時に帰りたいと思…
マルチタスクは脳が疲れて仕事ができないので一点集中術!
【SINGLE TASK 一点集中術とは?】 仕事ってマルチタスクが当たり前。同時並行で多くのタスクをこなしていかないと間に合いませんよね。 でも、 少しばかり意地…