あなたは現在、自己分析を 「やらないといけない」とわかってはいるんだけど、かったるくてやりたくないなと、後回しにしていませんか?
多くのサイトや書籍には、自己分析は小学生からさかのぼってとか、できるだけ細かく書き出してだとか、他人事なので結構言いたい放題のアドバイスや解説が多く見られます。
時間と能力が有り余るほどあって、なんなくこなせることができるのならば、それに越したことはありません。
けれども、実際、できます?
人生の約20年をさかのぼるには、それなりの気力と労力が不可欠です。
ちょっとしんどいですね。
ここで耳寄りな情報があります。
できるだけ時間をかけないで済ます方法が存在するんです。
大学受験を思い出して下さい。受験勉強って、教科書を開きながら、高1の一番最初からやりましたっけ?
思い出しましょう。大学受験を。
あなたは高1の基礎の基礎から、しらみつぶしに学習したでしょうか?
しませんよね。
志望校の傾向と対策を吟味、検討したはずです。
自己分析もそれとおんなじなんです。
ポイントを鋭く突き刺さないといけないんです。
もしかして、自己分析からはじめて企業研究に移っていませんか?そんなことしていたら時間がいくらあっても足りないですよ!
企業研究から自己分析へ
ムダなことは一切しない
自己分析から企業研究へ
時間が足りません
自己分析をイチから始めていると、企業研究にたどり着く前にギブアップですね。
かなりな根性が必要です。
いずれ企業研究に着手しないといけないから、自己分析が中途半端に終わってしまう。
泣く泣く不徹底になってしまう。
ダメダメのパターンですね。
効率よくいきましょう、就活は。
まずはじめに企業研究です。
これがマスト。
あなたが入社したいと思う企業をピックアップしましょう。
ポイントは、望ましい人物像です。
企業HPや就活サイトに必ず掲載されてるはずです。
こんな学生に来てほしいという大ヒントが!!
人物像を押さえて、そうしておもむろに自分の過去をさかのぼりましょう。
たとえば、
「うちの会社はコミュニケーション能力に富んでいる学生を欲しています「」であるのならば、コミュニケーションが上手くいったエピソードを自分の過去から拾い出すのです
手当たり次第でも、闇雲にもならないので、多くの時間はかかりません。
それらしいエピソードがひとつやふたつは見つかるはずです。
そのエピソードをじっくり掘り下げるのです。
人様に見ていただくレベルにまで。
くれぐれも避けなければいけないのは、脚色や粉飾です。
盛ったら、人事はすぐに見抜きますから、ご用心を。
簡単すぎて、すぐにできそうに思えるでしょう?
だったら今すぐ取り掛かりましょう。
行きたい会社がどのような人物を欲しているのかがわかれば、私はそのような人物ですよとアピールしてやればいいだけなのです。
どのように考えてもこれが一番効果的です。
従来のやり方は、自分の過去をすべてさかのぼって、こんないいところ悪いところがあって、それらを整理して「ここが売りです」と面接で売り込んでいくやり方。
手間隙かかっています。そう、ハマればいいですよ。
でも、企業が求めてもいないあなたの長所を強調されても彼らには何も響かないし、届きません。
苦労が水の泡となります。届かないから、内定は出ません。
そうじゃないんです。
こんな学生に来てもらいたい、その彼らの要求に、わたしはこんなにピッタリの人間なんですと、過去のエピソードを手際よくまとめて、彼らの目の前に提示してやればいいのです。
食いつかないわけがないです。
エピソードの捏造はご法度です。
繰り返しますが、嘘はいけません。
嘘は秒殺でバレますから。
折角だから、望ましい人物像の最大公約数についてもついでにお教えします
望ましい人物像って、大抵の企業でかぶっているところが多いです。
最大公約数は次の3つです。
- コミュニケーション能力
- 協調性
- 主体性
ある意味、面接の場面でこの3つを強調しておけば、大崩は絶対しません。
問題は、他の学生も同じポイントをついてくるというところです。
平凡な料理の仕方ならば、面接官にとって、ありきたり、食傷気味となりがちです。
なので、自分の過去のエピソードにからめてどれだけ差別化しアピールできるのかが重要になってきます。
差別化のポイント教えしましょう。
アピールのときに大事なのは次の2つだけです。
- 理路整然と話せている
- 生き生きとした描写である
この2つを面接の場面で実現できるように、とことん時間をかけてエピソードをブラッシュアップしてください。
最後にもう一度いいます。個別の企業研究からはじめて、自己分析を行っていきましょう。
時間は有限です。
就活中は就活以外にもやらなければならないことがたくさんあります。
だから、できる限り効率よく取り組みましょう。
内定を勝ち取ったあなたの先輩方は皆さん、時間を上手に使っていました。