ファクトフルネス時代に結果を出す新・思考法とは
ビジネス数学教育家の深沢真太郎氏は言います。
ただただ、徹底的に数字で考える習慣を持つこと。これだけでビジネスパーソンとしての力はワンランクどころか、圧倒的なレベルに到達することができるようになるでしょう。
誰もがデータや情報を手に入れることができる時代にあなたは生きています(仕事をしています)。
この時代に必要な力とは、データを調べ、ファクトをチェックする力、思い込みで予測しない力であるはずです。
普段から数字で考えることができない、そのような習慣のない人は、データを読むことも使いこなすことも不可能でしょう。
あなたに必要なのは、
徹底的に数字で考える。
これこそがファクトフルネス時代に必要なただひとつの思考法なのです。
- 数字が苦手だと思っている人
- 感覚的に話したり、考えたりする人
- ロジカルに考え、話せるようになりたい人
本書の構成について
本書は全部で4章から構成されています。
- 「数字で考える」のすべて
- 「原因」と「結果」を数字で考える
- 数字的に考える頭の作り方
- 「正解のない問い」を数値化する思考法
数字で考えることの3つのメリット
次の3つのメリットがあります。
- 問題解決能力が高まる
- 説得力のあるプレゼンテーションができる
- ファクトベースの信頼感が持てる
数字で考えるということは、数学や算数ができることではなく、数字ベースで考えるために、しっかりとファクト(事実)を捉え、そこから考えることを指します。
問題が解決でき、説得力を身にまとい、ビジネスパーソンとして信頼されるということは、
つまり、
あなたの成果や評価に直結していることを意味します。
だからこそ、
あなたは数字で考える必要があり、そのような習慣を身に着けなければならないのです。
数字で考えるとはどういうことか?
著者は次のように定式化します。
数字で考える=定義 X 計算 X 論理思考
定義して、計算し、論理思考を使うことなのです。
「数字で考える」とは、定義と計算と論理思考という3つの行為で成り立っており、どれかひとつでも欠けてはいけないことがご理解いただけるでしょうか。
徹底的に数字で考える人になるために必要な2つのこと
次の2つとなります。
- ファクト(事実)ベースで考える
- アサンプション(仮定)ベースで考える
ファクト(事実)ベースで考える
間違える可能性をどれだけ下げられるか。
アサンプション(仮定)ベースで考える
正解のない問いを数値化して考える。
「数字で考える」とは以下のような流れを指します。
数字で考えることができない人はいないし、ビジネスシーンに存在するすべての物事や出来事を数字で考えることは可能である。
あなたも数学的に考える「頭」を作りませんか?