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「ジョブ型と課長の仕事」5つのマインドセットを変える

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役割・達成責任・自己成長

綱島邦夫氏は言います。

本書は、国内外の企業の組織・人材開発を支援してきた筆者の経験と、実務のなかから得られた現場感覚に基づいて、ジョブ型雇用で活躍する課長の手引書とも位置づけられるよう、知っておくべきこと、やるべきことを体系的に解説しています。

ジョブ型雇用は「ジョブの定義にはじまり、ジョブの定義に終わる」と言われています。

すなわち、簡単に導入・運用できる人事制度ではないということです。

ジョブ型雇用の成功のカギは、社員が個性を自覚し、ジョブを選択し、自分の運命に責任を持つこと、短い言葉でいえば「自律」と能力開発への自主的な取り組みです。

マインドセットの変革

  1. 競争に勝つから脱却する
  2. 戦略的思考の定義を変える
  3. 管理者から支援者に変わる
  4. 部下ではなくパートナーとして接する
  5. 中間管理職から中核管理職に変わる
こんな人にオススメ
  • 経営層
  • 現場のマネージャー
  • これから課長になろうとする方

本書の構成について

本書は全部で6章から構成されています。

  1. これから課長がやるべき3つのこと
  2. 5つのマインドセットを変える
  3. チームの目標管理
  4. チーム運営に必要なスキル
  5. 課長のマネジメント課題
  6. 課長の自己成長

ジョブを実践する7つの原則

ジョブの意味を理解し、より価値の大きなジョブを目指す場合、それを実践するために課長が備えるべき7つの原則があります。

  1. 2020年代の成功につながるマインドセット
  2. トップダウン型の目標管理ではなく、自律型目標管理
  3. 360度型リーダーシップ
  4. 顧客の創造
  5. 思考力の錬磨
  6. コミュニケーション力の錬磨
  7. 社会的課題への積極的な関与

これからの課長に求められるもの

ここで言う「課長」とは、第一線で顧客・社会と向き合い、部下を束ね、リードする存在のとりあえずの名称ととらえてもらってかまいません。

意識や考え方、行動の改革のために次の6つを強く認識し、実行していきましょう。

  • 課長は中核管理職
  • 21世紀のパラダイムを主導する
  • チームの目標管理を推進する
  • 役に立つスキルを磨く
  • マネジメントの焦点を理解する
  • 自らの運命を支配する

課長は中核管理職

トップダウンの指示を実行する中間管理職ではなく、自らのジョブを定め、ボトムアップでイノベーションと企業の成長に貢献する中核管理職になる。

21世紀のパラダイムを主導する

競争に勝つではなく、顧客と社会への価値創造のために組織のメンバーと縦横無尽に協力する。

チームの目標管理を推進する

上位下達の目標管理ではなく、本来の目標管理(自ら考え、目標を定め、自主的に管理する)を実践する。

役に立つスキルを磨く

チームの活力をつくるリーダーシップ、対話を通じて人と共鳴するコミュニケーション、そして想像と構想を生み出す思考の技術を学び、実践する。

マネジメントの焦点を理解する

21世紀の新たなテーマ(コンプライアンス、リスク、D&I、SDGs)と不変のテーマ(顧客起点の行動)に焦点を当てる。

自らの運命を支配する

自らの個性に目覚め、ジョブを選び、学習と成長を続ける。専門性を深め、同時に視野を広げ、顧客と社会に貢献する。

私たちはジョブ型雇用に応じた働き方に早く馴染むことが求められます。その対象はまずは管理職、特に組織の中核を担う課長級の社員からジョブ型雇用に合った役割と仕事を理解し、行動を変容することが出発点になります。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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