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SNSとは拡散ではなく、ファンの愛着づくりです!
その試行錯誤から導き出されたノウハウは、SNS運用者だけでなく、マーケターや商品企画、新規事業開発、広報、PR担当など、様々なビジネスパーソンの参考になるはずです。
ゆるく見える投稿の裏側で、「中の人」がどれだけ真摯に真剣に、そして真面目にファンと取り組んでいるのかが伝わってくる一冊です。
こんな人にオススメ
- 広報担当
- 企業のSNS運用者
- マーケター
本書の構成について
本書は全部で3つのパートから構成されています。
- 今こそ企業は人気SNS「中の人」に学べ
- 「中の人」が語る人気SNSのつくり方
- 6人の「中の人」がファンに愛されるワケ
中の人的運用の秘訣(セガ)
説明されている秘訣から特に印象に残ったものを以下のとおりピックアップしました。
- 週1ペースで、SNS担当者は編集会議を開く
- 小学生でもわかるように、言葉は平易にし、表現を磨く
- 新店舗オープン日などのお知らせは、現地の臨場感を添える
- 「中の人」の個性は大事。人となりがうかがえる投稿で関係を構築
- フォロワー同士をつないでコミュニティーをつくることが重要
- 「中の人」の仕事は、フォロワーの予想を上回る良い運営を続けること
ウソやごまかしはきかず、リアルなものが受け入れられます。
中の人的運用の秘訣(東急ハンズ)
説明されている秘訣から特に印象に残ったものを以下のとおりピックアップしました。
- 投稿時点の温度感を伝えるために、予約投稿は極力避ける
- 情報発信2割、おしゃべり8割。コミュニケーションをとことん重視
- モノの宣伝ツイートは、「コト化」して伝える
- トラブル対策として、政治や宗教などの「5S」を避ける
- フォロワーさんの立場だったらどう思うか。そこから思考をスタート
- 対応は自然体で。知ったかぶりはすぐバレるので要注意
避けるべき5Sとは、
- 政治
- 宗教
- 差別
- スポーツ
- セクシャル
中の人的運用の秘訣(井村屋)
説明されている秘訣から特に印象に残ったものを以下のとおりピックアップしました。
- 社内の「当たり前」が、実は消費者にとってはトリビアになる
- 世の中の空気感の変化をしっかり捉え、柔軟に対応する
- 単発のツイートで済まさず、リアルイベントも組み合わせる
- 他アカウントとの会話は、だらだら続けず短めに切り上げる
- 会話するアカウントに関して、直近の投稿内容を確認する
- Twitterの大きなイベントにはできるだけ参加
リスクを想定して、打てる手は打ったほうがいいと思います。
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