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フレームワークを実行するのみ
長村禎庸氏は言います。
これからの時代、新しいことに挑戦しようとするすべてのプロジェクトに求められるのは、この「イーブンな関係でマネジメントをする技術」を持ったマネージャーなのです。
個の技術は、「個の時代」を生き抜くための非常に強い武器になると著者は主張します。
個の時代だからこそ、個はマネージャーと化し、自分のやりたいことを思いきり表現することができるのです。
こんな人にオススメ
- 若手社員
- マネージャー
- 現在の働き方に疑問を持つ方
本書の構成について
本書は全部で14のパートから構成されています。
- マネジメントは経験でもセンスでもない、「型」を身に着け実行するのみ
- マネージャーの役割を認識する
- 正確で素早い現状把握でロケットスタート
- チームの役割、目標、意義を設定する
- チームの戦略3点セット「方針・KPI・重要アクション」
- 強いチームをつくる
- 戦略と組織を動かす「推進システム」を作る
- 初期の成果とモメンタムをつくりだす
- 改善で継続的に成果を出し続ける
- 個人目標設定で成長のきっかけを与え、評価で努力に報いる
- ピープルマネジメントでメンバーを動かす
- 3つのコミュニケーション技術を使いこなす
- マネージャーの立ち位置と心得
- マネージャーにとって一番大事なこと
マネージャーの4つの役割
- 「経営」からオーダーされた成果を残す
- 人的資産を維持・活用する
- 人を育てる
- 会社の中でチームを機能させる
上司のスタイルを把握する
上司のスタイルを把握し、そのスタイルに沿って効率的に結果を出すことは、自分のスタイルを構築していく第一歩となります。
把握すべき上司のスタイルのポイントは次の8つです。
- 役割・目標に関する考え
- 課題の認識
- 達成方法に関する考え
- チームへの関与方法に関する考え
- 報告頻度・内容に関する考え
- コミュニケーションに関する考え
- 望む意思決定スタイル
- 望む業務スタイル
機能するチームのための要素
機能するチーム体制の構築には次の3つの要素が不可欠です。
- 状況に応じた構造を選択する
- メンバーの特性を見極め、アサインする
- チームの中でだれが何を決めるかのか、権限を設計する
メンバーの4つのタイプ
- パートナー(マネージャーを支えるサポートメンバー)
- 一匹狼(我が道を歩む人)
- 傭兵(利害の度合いに応じて動く人)
- 甘えん坊(勇気づけると動く人)
メンバーに信用される方法
次の3つとなります。
- 全身全霊、全人格を以って相手の話を聞く
- 惜しみなく与える
- 敬意を持つ
「たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方」とは
【無駄なやり取りがなくなる!】 稲葉真由美氏は言います。 本書で紹介するコミュニケーションの方法には、費用も時間も道具も必要ありません。「伝え方」一つで改善で…
「組織を動かす 働き方改革」効果的な目的・施策
【自ら実践しているノウハウを初公開!】 本書では、私達の実際の経験を踏まえ、成功例ばかりではなく失敗談もふんだんに交えて有効な働き方改革の進め方をお伝えしてい…