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「なぜ、結果を出しているのに評価が低いのか?」なぜ?

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人事の超プロが教える評価される人、されない人の特徴とは?

「人事の学校」を主宰する人事コンサルタントの西尾太氏は、本書を通じて、これまで誰も語らなかった評価のリアルを描き出そうとしています。

あなたは自身の評価を気にする方ですか、しない方ですか?

組織人であるかぎり、

あなたは評価と無縁に生きることはできません。

であるのならば、

自分自身の評価について、あらためてじっくりと考える時間を持つことはとても大切なのです。

約30年間にわたり、人事関連における活動を継続してきた著者は、ふたつの結論に達しました。

世界的規模の大企業であっても、社員数名のベンチャー企業であっても、またどんな業界・職種であっても、じつは「評価の仕組み」は、ほとんど同じなのです。

もうひとつは、

評価は、最終的には「性格」の影響を大きく受ける、ということです。

正当な評価を得るために、何よりも重要なのは、「成果」と「行動」であることは言うまでもありません。

会社が求めることを正確に理解し、行動を変えれば、それが成果につながり、あなたの評価は着実に上がることでしょう。

評価を上げるためには、もうひとつ忘れてならないものがあると、西尾さんは言います。

それは、自分の「性格」をよく知ることです。

このように、性格(広義にはパーソナリティ)の観点から、評価について考察する視点が本書の特色であると考えます。

覚えておいてください。

業績(結果)だけではなく、会社は、あなたの普段の何気ない言動を大いに評価しているのです。

本書は、多くの会社が公表していない「評価の仕組み」を明らかにするとともに、そこに「性格」がどのように影響しているのかを詳しく解説します。

こんな人にオススメ”]

  • 評価を上げたい人
  • 自分の個性をもっと知りたい方
  • 評価制度を検討したい人事

本書の構成について

本書は、全部で5章から構成されています。

  1. あなたの評価はどうやって決まるのか?
  2. 評価で得する人、損する人
  3. 評価が高い人は「自分」を知っている
  4. あなたのパーソナリティを「見える化」する自己診断チェックシート
  5. 性格で損をせずに、評価を高めるために大事なのは「影響力」

自己診断チェックシートとは

ビジネスで必要とされる人の内面の特徴を4つの系統に分類した「34のパーソナリティ」で性格を見える化します。

4つの系統

  • ワークスタイル系(働き方における特徴)
  • コミュニケーション系(人との関わりにおける特徴)
  • エモーション系(情動面における特徴)
  • ストレス耐性系(就業上の各種ストレスに対しての特徴)

ある意味、最も重要であるにもかかわらず、これまで多くの会社で明確な指標が示されず、本人や上司の主観だけで判断されてきたのが「性格」という漠然としたものでした。しかし、「34のパーソナリティ」の自己診断チェックシートを活用すれば、可視化できなかった「性格」も「見える化」できます。

このチェックシートにより、あなたのパーソナリティが明らかとなります。

パーソナリティとは、人それぞれの個性を形成している多種多様な性格的特徴です。

ワークスタイル系

  • 革新性
  • 決断性
  • 行動の規律性(責任感)
  • 自発性(積極性)
  • 適応性
  • 思考の柔軟性(柔軟性)
  • 機敏・機転
  • 計画性
  • 堅実性
  • 緻密性

コミュニケーション系

  • 自己主張
  • 思い込み・頑固
  • 素直
  • 友好性
  • 相談度
  • 協調性
  • 世慣れ度
  • 配慮・サービス性
  • 外向性
  • 支配性

エモーション系

  • 批判性
  • 自責性
  • 感情表現(衝動的)
  • 負けず嫌い
  • フレーム指向
  • データ指向
  • 抽象概念
  • 好奇心
  • 向上意欲
  • 楽観性

ストレス耐性系

  • 仕事の負荷量
  • 矛盾や曖昧さ
  • 人間関係
  • 周囲からの評価

評価で損する人とは

以下は、よくある10のタイプとなります。

身に覚えがないか、よくチェックしてください。

  • 挨拶をしない
  • 悪口を言う
  • 時間を守らない
  • 努力をしない
  • 笑わない
  • 謝らない
  • 懲りない
  • 人の話を聞かない
  • たられば社員
  • 評論家タイプ

あなたの周りにもいないでしょうか、こんな人たち。

2つ以上当てはまると、確実に周りからよく思われていないですよ。

評価が高い人とは

すべての評価を決める決定的な要素、それは「影響力」です。「評価されている人」をひと言でいうと、「影響力のある人」なのです。

影響力があるとは、周りに作用する力を持っていることにほかなりません。

したがって、

性格が極めて重要となります。

周囲に対して、いい働きかけを及ぼすには、性格が悪ければ、誰も聞く耳を持ってくれないのは自明のはず。

周りを変えるためには、他人から見て好意的な性格であることは不可欠でしょう。

評価される人とは、良い影響を周囲に与えられる人です。周りの人々を巻き込んで、その影響力をどんどん大きくできる人です。

あなたが評価を高めたいのであれば、良い影響力を周りに与えましょう。

あなたが良い影響力を周りに与えたいのならば、人に好かれる性格(前向きな思考)を持つのが、実は一番の早道なのです。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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