あいさつからはじめよう
あなたは就活において何が一番大事と思われますか?
企業研究? 自己分析? 健康? 貯金? 仲間? 出身校の偏差値?
いずれもが大なり小なり無視できない要素ですが、大事なものが忘れられています。
それは、挨拶です。
あいさつでができているようでできていない
挨拶なんて、できてるに決まっているよ
やらない人はいないはずです
多くの就活生は、もしかすると一斉に口にするかもしれません。
でも、チョット待って下さい。
本当にそうでしょうか。
思い出してください。
自分のこと。そして、会場での周りの人達のことを。
元気よく挨拶している自分自身がいたでしょうか。
周りを圧倒する、好印象な「おはようございます」「こんにちは」はどれだけあったでしょうか。
意外と言えていないのです。
たかが挨拶、されど挨拶
なぜ、明瞭に、清々しく、大きな声を出して言えないのか。
- 恥ずかしいから?
- みんなもやっていないから?
- そもそも、習慣がないから?
いずれも、当たらずといえども遠からずの答えです。
もしかして、ひょっとしたら、次のような意識が働いるのでは。
たかが、あいさつでしょ
そこ重視してないはず
極めて危険です。
風邪は万病の元。挨拶しないは、お祈りメールの元
ファーストインプレッションが大事なのは、世間の常識です。
ビジネスの世界も例外ではありません。
人は第一印象をそんなに簡単には忘れないものです。
一度ついた印象は、簡単に拭い去ることができないのです。
企業と学生の、生身のファーストコンタクトは「いつ」なのでしょう。
学内セミナーでも、企業説明会でも、インターンシップでも、OG・OB訪問でも、なんでもいいです。
顔をつき合わしたそのときが、「さ・い・し・ょ」なのです。
見ているけど、見ないふりもできます
そのような場において、通常は企業側からあいさつがなされるはずです。
勢いよく呼び込む若手を送り込んでいる企業もあるでしょう。
あなたは、元気よく大きな声で挨拶を返したのか、返していないのか。
たとえば、あなたが学内セミナーに参加しているとしましょう。
さて、次はどこのブースに向かおうかと、思案しています。
そんな時、閑散として、なんの挨拶も声も出ていない、そのようなブースに足を向けるでしょうか?
ほぼ一択です。
わざわざ、そのようなブースに向かう奇特な学生の方は、いません。
まったく同じことですよ。
- 最初に、挨拶をした、しなかった。
- 大きな声だった、殆ど聞こえなかった。
- 目を見て言った、言わなかった。。
真面目な人事マンは、見ています。
さらりと、穴があくほどに。
それは入社後も続くものだから
入社後、どの場所で、誰と働くとしても、あいさつだけは避けれません。
毎日のことです。
出勤のときの「おはようございます」、と退勤のときの「お先に失礼します。」
これは、基本のキです。
職場の潤滑油です。
料理の世界で言う、オムレツに始まりオムレツに終わると、同じようなものです。
コミュニケーション王に俺はなる、私もなる
なぜ、上司や先輩方は、あいさつを重要視するのでしょうか。
ビジネスは良好なコミュニケーションの上に成り立つものだからです。
コミュニケーションの出発点はなんでしょう?
挨拶です。
あいさつは、的確に相手との距離を縮める万能ツールなのです。
初対面の場合にこそ、それは極めて有効に機能します。
冗談抜きで。
使わない手はないです。
使い減りしないんだから。
何度でも使えるのだから。
だって、やろうと思うだけで、あなたはできるのだから。